DARKER THAN BLACK -流星の双子- 第8話「夏の日、太陽は揺れて・・・」

あの大食いが戻ってきたりしてヘイが精神的に復活しつつある模様。ロシア側の将校に対して啖呵を切るあたりにもそれがうかがえて、やっぱりヘイはこうでなくっちゃなぁと思いましたよ。引き抜き話のときスオウのことを気にかけるあたり、彼女の存在がそれをもたらしたことが示されているわけですが、誤解が元で道を違えることになるのは皮肉な展開でした。
ターニャと再会したスオウは、彼女が友人であることを再確認し、ターニャの方も人間らしい感情を残していることが仄めかされるものの帰らぬ人になるということで切ない結末。終わり際に狙撃をしたのがシオンであることが明かされ、姉であるスオウを追い詰めるような彼の行動が謎を残しておりました。
重要な出来事の多くがプールを舞台としているのが印象的。スオウの回想に、一瞬甦るターニャの記憶、そして夏の思い出が永遠に過去の物となったことを象徴するかのように浮かぶターニャにと。美咲とマダムが接触し、ロシア将校の姪が殺害された場所もまたプールということで、舞台を同じくすることで、複数の人物によるそれぞれの物語に統一感を与えているように思いましたよ。