DARKER THAN BLACK -流星の双子- 第9話「出会いはある日突然に・・・」

探偵の久良沢と助手のキコが再登場。前作ではシリアスな世界観の中にあって、異彩を放つキャラクターとなっていましたが、二年後という設定の今作でも変わりがなくて、なんだか懐かしく感じたりしましたよ。
二人と出会うことでスオウが母親探しをすることになるわけですが、契約者は肉親に対しても情愛がないとされるにも関わらず胸を高鳴らせていることをキコから指摘されたりして、情愛がないというよりはむしろ、自分がそういう感情を抱いていることに気付かないものとして描かれていた印象。それをスオウに教えるのが、クラサワとキコであるのは人情味のあるキャラクーならではの役割といったところでしょうか。葉月も母親の件が原因でヘイに敗れたりして、スオウだけでなく他の契約者たちにも何らかの変化が起きているらしいことが仄めかされておりました。
母親との再会から、スオウの存在を否定するかのような流れになるのは意表を突く展開。母親の記憶が操作されているか、実際スオウ自身の身に何かあったかのどちらかなんだろうけれども真相が気になるところ。
イザナミイザナギの件はインとシオンに関係しているらようですが、未だに何が起きているのかよく分からず。