とある科学の超電磁砲 第15話「スキルアウト」

美琴と黒子が、能力者狩り事件を通して、言ってることは爽やかなんだけどどこか暑苦しい男と出会ったり、その男と固法先輩が旧知の関係だったりする話。
スキルアウトと呼ばれる反社会的な無能力者の集団が事件を起こしているということで、レベルアッパー編に続いて、能力の強さがそのまま存在価値と見なされる学園都市の負の側面が描かれ、望む能力やそれを手に入れる才能がないことと、どう向き合うかみたいなテーマが扱われているように思いましたよ。
佐天さんはあいかわらず無能力者のままで、それを気にしている描写が随所にあるわけですが、それを会話の中で自然に表に出せるようになっただけでも進歩したといったところでしょうか。
ジャッジメントである固法と、スキルアウトの不良集団の一員だった牛乳男が、旧知の間柄というのは意外な取り合わせで、どのような過去が明かされるのか気になりますよ。また、事件の背後で、スキルアウトたちに武器を流している何者かが今後の展開で大きな意味を持ってきそうですよ。
新OPは、勢いのある曲に合わせて描かれる能力バトルがカッコ良く。新EDについては、メインの4人が扉を開ける姿が描かれることで、彼女たちの成長物語であることが強調されているように思いました。