とある科学の超電磁砲 第16話「学園都市」

固法と黒妻の話の後編ということで、時が過ぎて進む道は違えたものの、お互いの生き方を尊重するみたいな少し大人の関係が描かれていましたよ。ジャッジメントになった固法が黒妻と協力する一方で、かつての仲間であり組織を守ろうとした蛇谷が二人に倒されるという構図は、居場所とは自分らしくいられるところ云々という黒妻のセリフが、そのまま反映されておりました。
一方でメインの四人は影が薄く、やったことと言えば美琴と黒子が固法に腕章を届けたのとバトルの序盤に参加したくらいでほとんど傍観者状態。おそらく、固法と黒妻の行動を追うことで、美琴にも得るものがあったという話なんだろうけれども、過去にこだわる固法に対し批判的な態度を取っていた彼女が、どのような経緯でそれを受け入れ、それによって何が変わったのかが、分かりにくかったように思いました。