とある科学の超電磁砲 第17話「夏休みのつづり」

アンチスキルコンビのメガネの方である鉄装綴里を中心に、教師たちの日常を描きつつ、仕事に行き詰まりを感じている彼女を描くわけですが、周囲に壁を作っている中学生と出会うことで立ち直るという話になっておりました。時代遅れのゲームを通して、ささやかな交流するだけだったけれども、その中で相手の中学生が自分の進むべき道を見出し、彼女もまた、教師という仕事に対しての意欲を取り戻すという展開でしたよ。
地味ながらなかなかいい話で、「やりたいことをやってるはずなのになんだかなぁ」的な気持ちと、それが払拭されるまでがよく描かれていたものの、一方で、社会に出たことがない人たちに対して、今回の話がどのくらい届いているのかなぁ、とも思ってしまいました。まあ一視聴者の気にする事ではないし、そもそも深夜アニメに金を出すのは、いい歳した大人らしいので、それならば鉄装に対して共感を覚えたりするのかもしれませんが。
インデックスと能登声の巫女さんがチョイ役で登場。見知った顔が意外なところで出てくるのは楽しく、本編である禁書目録との繋がりがより強くなっていましたよ。