とある科学の超電磁砲 第18話「あすなろ園」

美琴と黒子が住んでいる寮の寮監様の当番回。レベル5とレベル4の二人でも頭が上がらない女傑として描かれている彼女にも恋の季節が訪れて、いつもの4人がその手助けをするみたいなありがちな話でしたよ。
オチの方も上手くいったかに思えて実は・・・という、この手の話のお約束なわけですが、主に黒子の活躍のおかげで、なかなか楽しめる出来となっておりました。美琴たちを巻き込んで話を進めつつギャグ要員として動いたりもして、やっぱり黒子はいいキャラだなと。中の人を務める新井里美の声によるところが大きいように思いますよ。
黒子が寮監を手助けを提案する場面で、強引に何とかする云々と初春が発言してからの黒子とのやりとりが新鮮。普段の美琴と黒子のやりとりとダブらされていて、叩かれた後の初春の反応が、美琴にちょっかいを出したときの黒子のそれを真似ているかのようで面白かったですよ。
地震が頻発しているらしいことや、レベルアッパー編の回想が入るあたりは、脇役中心の話を進めながらも、本筋の方も動いていることを伺わせる描写となっておりました。