ドキドキ!プリキュア 第一話感想

ヒロインが異世界から来た存在によってプリキュアに選ばれるというおなじみの導入。
前向きで人のために尽くす、というのもおなじみのヒロイン像ですが、実際に生徒会長としてそれをこなしているあたりは、これまでにないタイプの印象。他人のことにかまけすぎて自分のことは大丈夫なのかと、心配になってくるあたり、イヤミにならないようにバランスが取れているようです。
ただ変身の前後で髪色が、ピンク→黄色になるあたりはいまいちしっくり来ない感じ。他のメンバーは前後で同系色であることに加えて、変身前に黄色がいるため混乱しそうですよ。まあこういうのは見ているうちに慣れるんだろうとは思いますが。
メインの子がはじめからスペック高めなあたり、話を作るの難しいんじゃないのかなぁと思う一方で、逆にこれまでにないものが見れるんじゃないかと期待をもたせてくれる第一話となっておりました。
 

個人的にはもう一人のプリキュアキュアソードちゃんが気になるところ。凛々しい顔立ちや薄紫の髪という容姿、そして冒頭で国を守れなかったというトラウマまで明かされ、クールキャラとして期待を高めてくれたのに、いざ戦いはじめたら雑魚敵のカニに挟まれて身動きできないという。外見や背負ったものの大きさを覆すヘタレな姿にときめくものがありました。タイトルにもあるドキドキは、この子の中にある、とか書いて締めてみたり。