『おねがいマイメロディ』 第14話「ライバルに勝てたらイイナ!」

歌のクラスメイト小暮くんとマイメロの友達のフラットくんのお話。
この小暮くん、歌にちょっかいを出したり、歌もやり返したりで、周りから見ればお互い気があるのがミエミエなんだけど、当の本人達は気付いてないという。子供っぽくて微笑ましい関係ですな。
陸上部の万年補欠なのを馬鹿にされた小暮くんが、レギュラー目指して頑張るんだけど、やっぱりライバルには勝てなくて落ち込むわけで。そんな時にフラットくんと出会うんだけど、「傘もって空飛ぶヤツは魔法使い」という変な思い込みをしている小暮くんは魔法で速く走れるように頼んでみたり。だけどフラットくんは実は魔法が全く使えないという。小暮くんに誤解されても「まあいいや」とか言ってるし、次の日「今日が選考会だからなんとかしてくれ」と頼まれてもポップコーン100個食べれば魔法が使えるとか言って誤魔化して、そのあと寝転がって「まあいいや」で済ましてるし、なんかマリーランドの住人なのに他人とは思えないんですが。
でもって、使えないフラットくんの代わりにクロミがやってきて、小暮くんに脚が速くなる魔法をかけるんですが、そのための交換条件がマイメロを捕まえるという。1クールを過ぎてようやく作戦らしい作戦が発案されましたよ。まあ結局フラットくんの活躍でマイメロが救出されて、小暮くんもクロミ魔法から開放されるんですけどね。
魔法なしで選考会に挑んだ小暮くんなんですが、走ってみたらずっと勝てなかったライバルと同タイムで代表に選ばれてしまうという。えーと、脚が速くなった説明がないんですけど。クロミの魔法は効果切れてるし、魔法のせいでずっと走らされてたから体力ついたというには当日のことだし。スポ根漫画なんかでたまにある、疲労のせいで逆に無駄な力が入らなくて本来の力が出せる理論かと思ったけど、そういうのも一切なしで、でもまあそれがマイメロディというアニメなわけで、ゴミ屋敷の時のマイメロの台詞を借りれば「そういう人もいるのよね」ってところでしょうか