蟲師 第五話「旅をする沼」

銀弧が蟲に関する品を集めている理由が明らかに。収集家に売って、それを路銀に当てて・・・と、以前プレイしていたオンラインRPGで同じようなことをやっていたのを思い出してみたり。
生き沼と同化する道を選んだ娘を、銀弧が引き止めるという話なわけですが、蟲と人とを繋ぐものとして自分の決断に迷いを感じることがあると、彼の内面を垣間見せる描写も。四話の時も、いろいろ迷っていたのかなぁなどと思いながら見ると、また違った見方が出来そうですよ。幸いにも娘は助かるわけですが、前回のように力の及ばないことも少なくないんだろうし、それでも旅を続けるあたりに、飄々としている銀弧という人物の内に秘めた強さのようなものを感じさせますな。数万年に一度、子孫を残しながら海へ下るなんていうスケールの大きい生き物を相手にするんだから、そりゃ大変だよね。