地獄少女 第十三話「煉獄少女」

50年前に書かれた小説を頼りに地獄少女の謎に迫るみたいな話ですが、かつて彼女に恨みを晴らしてもらった男のたどった人生を、今までの依頼人達が同じようにたどるのかと思うと、結末の分かっている人生を生きるのも大変なんだなと。男が死ぬ間際、壁に描いたあいの目から涙がこぼれるのは、ぐっと来るいい場面でした。
戦国時代から存在してたり、昔は鬼太郎みたく手紙で依頼を受けてたり、とかえって謎が深まったような気がするわけですが、あいの情報が出てきたことによって、柴田だけでなく視聴者である自分も彼女に対する興味がより強くなったといいますか。柴田が過去に迫るよう自分から仕向けたりして、お供の三人と意思疎通が上手くいってなさそうなところも、気になるところです。