蟲師 第十三話「一夜橋」

光を得る為に他の生物の死体に寄生する蟲というアイデアが面白いですな。心を失ってもただ動いて呼吸するというだけで、生きているように感じたり、寄生していただけの蟲を宿主の生まれ変わりのように感じて、橋を渡れなくなってみたりと、見た目や関係性で感情移入しちゃう人間の哀れさといいますか。ぶっちゃけ勝手な思い込みなんだけどね。橋を渡ることが出来ずに谷に落ちた男が、蟲に取り付かれて生ける屍となるオチが、怪談風で不気味でしたよ。