電脳コイル 第5話「メタバグ争奪バスツアー」

街外れにメタバグを探しに行くということで、子供たちのちょっとした冒険といった趣き。街や学校の中でだけでなく舞台を山の中の廃バス置き場に持って来るのが変化があって楽しかったですよ。
弱みに付け込まれていいように使われる黒客クラブの面々が情けないやら、付け込んで利用するイサコの冷徹さカッコいいやらで、炎を背に彼女が黒客クラブの面々を従える場面の女王様然とした姿には痺れましたよ。脚を組んで座る仕草が彼女の大人びた印象を強調している感じで、ラムネを飲むカットが妙に色っぽさがミステリアスな転校生といった雰囲気を醸し出しておりました。
新キャラのハラケンは、いてもいなくても同じような感じだったけれど最後にサッチーを従えるという大技で大逆転。大人びたイサコとは対照的に、好きな女の子にちょっかいをかけるという、いかにも小学生的なフミエとダイチのエピソードが微笑ましかったです。