Darker than BLACK -黒の契約者- 第11話「壁の中、なくしたものを取り戻すとき…」前編

ゲートに関する研究施設に潜入した主人公を通して、作品世界の説明や彼の過去に迫る話・・・になるのかな。最後に主人公が見たのが彼の妹だとすると。
錯乱した挙句に殺された女、組織の内通者のインド系の女性、主人公を陥れる上司、そして星を見る研究者と、今のところ曰くありげな人物たちが、それぞれの思惑でバラバラに動いているだけに見えるわけですが、次回でこれらをどうやってまとめて見せてくれるのが気になるところ。
主人公と研究者が星を見る場面は、現実よりも人間の精神が優先される場所であることを描くものとなっていてなかなかのインパクト。食堂でバスの中で知り合った女が錯乱するところは、閉鎖的な空間の中で主人公を含めたいろいろなものが壊れていく前兆みたいなものを感じさせるものとなっておりました。