テクノライズ 第17話「DEPENDENCE」

木俣の退場とシンジとハルの確執の決着。オルガノと対立する救民連合の長の割にはあまり出番がなかった木俣だったけど、最後の最後で漢を見せてくれました。彼の演説に応えて「心体誠救済」の掛け声が大きくなっていくのも熱い場面。シンジになりたかったというハルは、あいかわらず青春モノのノリなんだけれど、お互いに和解するみたいな方向に行かないのが、この作品の行く末を暗示しているよう。ちなみに目に指を突っ込んで脳をえぐるのは、素手で人を殺す最も簡単な方法だそうで嫌なところでリアルだなと。
シェイプスに改造された古波倉の姿が衝撃的で、なんというか手足がムズムズするような不快感が。ドクに真実を告げられた櫟士が、怒りを爆発させながらもドクに手をかけなかったのは、彼が成長したことを印象づける場面でした。