最終回も圧縮展開。獣王たちが襲ってくるところとか、真実を知らされて凹んだサードをトールが叱咤するところとか、もっと盛り上がりそうな場面なんだけど、サクサク話が進んじゃってイマイチ印象に残らず。ティズも無駄死にという感じで、思いが通じあって…

トールの出生の秘密やキマイラに落とされた理由など、物語の謎が明らかに。人類を延命させるための実験だったというのは、これまでの断片的な情報から予想していた通りで特に驚きはないんだけれど、予想が当たるのもこれはこれでうれしいもので。この点に関…

トールたち４人のドロドロの恋愛劇になるかと思ったら、いきなりカリムとザギが退場する急展開。不完全燃焼というか関係を無理矢理清算したようなスッキリしなさが残るけれど、まあ、これでトールが獣王星を出るというこの物語の本筋に戻ったわけだし、先の…

トールとカリムがくっつくのがずいぶんと性急だなぁと思いつつ、ティズの視点から見れば、ずっと思い続けてきた男を横からもって行かれたということになるのかなと。そこら辺を踏まえてみると、エンディングの歌詞や映像がけっこう意味深で、はじめから見て…

ザギによって獣王の真実が明らかにされ、獣王星の独立を持ちかけられるトールが今回のメインかな。視聴者としては、冒頭のオーディンたちの会話で、それが事実であることが分かるんだけれど、作中の人物であるトールが、あっさり信じてしまうことに違和感が…

堂本光一の第一声を聴くまで戦々恐々だったんだけど、意外に上手くて一安心。せっかくここまで楽しんで見て来たのに、主役の演技に耐えられなくて脱落するってのもツライものがあるんで、そうならずに済んで良かったです。個人的には今まで聴いた芸能人の演…

サードが、トールを言いくるめるのが上手くて、見ている方としても決闘するのが当然のような気がしましたよ。でも考えてみると自分はサードがいいとか言って誤魔化してるし、本人は安全なところにいて、トールを利用してるだけのような気が。一方でトールが…

トールの寿命と両親の仇が明らかになったんだけれど、話的にイマイチな感じ。前回のようなアクションみたいな見せ場もなくて、せっかく明らかになった仇の正体も、どういう人物かよく分からない（一応、最高権力者で個人的な知り合いみたいなこと言ってまし…

サン･リングのトップとトールの剣劇、そして巨大植物との格闘と後半はアクションの連続。どっちも動きまくりで、特にトップの剣を受けるとき左手を添えるのが、重さを感じさせる芝居のつけ方で良かったです。さすがに一人で両方とも片付けちゃうのは都合良す…

「オマエを夫に選んだ」なんてセリフ死ぬまでに一度でいいから言われてみたいもんだなぁ、などと思いつつ、主導権が女性側にあるという設定が少女漫画原作らしいところなのかなと。 トールが、惑星キマエラの特異な自然や力で序列が決まる社会システムや戸惑…

スピード感のある導入で、母親の殺害から主人公たちの流刑惑星への落下、そして最後に植物に飲み込まれるまで、立て続けに事件が起きて、視聴者を引っ張ってくれます。宇宙移民を可能にする文明世界から、植物が支配する未開の世界へと舞台を移すその落差も…