『おねがいマイメロディ』 第8話「かわいくなったらイイナ!」

「はだか〜いや違ったまだか〜?」って冒頭から父親のダジャレで、視聴者をマイメロワールドに引きずりこんでくれます
今回はカワイイモノが苦手な真菜がメインの話
当然マイメロも苦手でシカトしたり近づくなと言ってみたり
川で溺れて熱を出したマイメロを助けて看病するんだけど、木の枝にぶら下げて運んで冷却シートを上から落として貼って薬を指で弾いて飲ませてと、とにかく触るのもイヤだという
サンリオの看板キャラなのにあまりにも酷い扱いで笑わせてくれます
そこまで露骨に嫌う彼女に対して「お母さんはおでことおでこをくっつけて熱を測ってくれた」と言って甘えようとするマイメロもかなりの精神力の持ち主ですが
 
でもって、真菜がカワイイモノ嫌いになる原因を作った叔母さんとその娘が登場 
女の子らしくしなさいと言いながらヒラヒラのいっぱいついた服を着せようとするところにクロミが現れてカオスワールド展開
叔母さんが魔法の杖を振るとカワイイ服を着せられちゃうという
結局、真菜がマイメロに頼み込んで事態を収拾させたんだけど、そこでもマイメロに触るときに無茶苦茶躊躇したり、飛んで来たマイメロを受け止めずに床に落としてみたり
サンリオのキャラアニメにこんなキャラをレギュラーで出していいのかと、見てるこっちが心配になりますよ
魔法が解けても女の子らしくしろと説教する叔母さんなんだけど、そこでマイメロが魔法で真菜が飼っていた毛虫を羽化させて、その美しさに感動した叔母さんは、真菜は自然の美しさが分かる女の子なんだと納得
 
その帰り道で「マイメロはもう二度と預からない」と冷たく言い放つ真菜
そこら辺のアニメだと事件のあとで仲良くなったりするんだけど、そんなヌルい展開にしないあたりさすがマイメロクオリティといったところですかね
まあ、そんな彼女を歌が笑顔で見送るあたり、なんだかんだ言ってもマイメロを看病してくれたわけで、そんな彼女のやさしいところを歌は分かってるんだろうなぁ、などど思うのでありました