地獄少女 第十七話「硝子ノ風景」

霧の中の得体の知れない建物に入るという、まるでホラー映画みたいな導入なんだけど、実際そんな感じだったり。お仕置きも地獄送りもなくて、こういう本筋から離れた話が出来るのが2クール物のいいところだったりするんだけど、柴田親子が依頼人の前に現れる理由をお供の3人が確信したり、あいが無意識に呼び寄せてる可能性が示唆されたりと、何気に重要な情報も。
地獄少女を呼び寄せたのが、実は主人の遺志を継いだ人形で、自身がそれに気付いて崩れ落ちるあたりに、普段のこの作品とは、また違った物悲しさみたいなのを感じましたよ。