テクノライズ 第8話「CRUCIBLE」

吉井の謀略により、オルガノと連合の対立にラカンが加わり三つ巴の争いに。
大西、連合、ラカン三者がにらみ合う場面に櫟士が乱入して戦闘がはじまるんだけれど、この時の彼の心理が、未だによく理解できず。大西を助けに入ったわけでもないし、テクノライズで手に入れた力で暴れたかっただけなんでしょうかね。絶叫して固まっちゃうのは、後に蘭が自分の見た未来を彼に語った後、同じように固まる場面との繋がりを連想させ、強すぎる自分の力を恐れ、思考停止してしまったとも取れますが。
他の幹部たちが目先の利益を追って連合を潰そうとするなか、街の秩序を守ろうと一人奮闘する大西が印象的で、そのための制裁として、先走ったチンピラのテクノライズユニットをもぎ取る秘書のお姉さんが怖かったですよ。自分の放った争いの火種が大きくなっていくのを眺めながら、「誰を残して誰を消すか」とつぶやく吉井に狂気を感じつつも、そんな彼に痺れてしまう自分がいるわけで。