桜蘭高校ホスト部 第13話「不思議の国のハルヒ」

不思議の国のアリスのパロディをやりつつ、ハルヒの内面に迫る話。ハニー先輩の質問に対する答えはさえぎられたけど、話の流れから考えてハルヒの目標は母親と同じ弁護士になることで、そのために桜蘭高校に入ったんだけど、なぜかホスト部に入れられて、それはそれで楽しくやってるというところでしょうか。元ネタの持ち味を生かしながらハルヒの内面を見せるのはさすがといったところで、アリスの登場人物に扮したホスト部のメンバーもハマっていて、これまでに登場したゲストがチョイ役で出てきたのも楽しかったです。
映像的には、ハルヒがバナナの皮を踏んで夢の世界に落ちる場面や壺にハマった場面のデフォルメの効いた動きと、重厚な装飾を施された時計塔をはじめとする背景との対比が印象的。水面に写る建物が現実の鏡像としての夢の世界を象徴しているようでした。