桜蘭高校ホスト部
いろいろと無茶だったような気がするけど、勢いがあって盛り上がる最終回でした。 去っていくのが環でそれを引き止める王子役がハルヒというのが、自ら行動するヒロインといことで今風な感じでよかったですよ。ハルヒが手綱を握る前にカツラと上着を脱ぎ捨て…
鏡夜が父親に殴られたり、環の祖母や謎のフランス人が登場したりと、ラス前ということで波乱を予感させる展開。中でも最も波乱を感じさせたのが、れんげさんが普通に出てきて真面目な話をしていたことで、それだけで尋常じゃない雰囲気が出ているのが凄かっ…
鏡夜と環の出会い編。ほぼこの二人だけで進むというなかなか濃い話。 三男という立場のせいで自分の限界を勝手に決めてスレていた鏡夜が、環に振り回されてるうちに変わっていく様子が丁寧に描かれておりました。ちゃぶ台返しから本心をさらけ出す場面がなか…
笠野田くん撃沈。 ハルヒの天然お友達宣言で見事にかわされたわけですが、部外者である彼の恋愛感情が、最終回に向けて環をはじめとするホスト部メンバーとハルヒとの関係を再確認するという大きな仕事を残してくれました。 れんげさんと女生徒たちが、ハル…
録画ミスで後半見逃し。ちょっとヘコんだけれど、評判の良かったれんげさんのコスプレ独演会はちゃんと見れたのが、せめてもの救いでした。
「ま゛」の使い方が秀逸。ジャイアントロボとは、また微妙な知名度のネタを持ってくるなぁとか思ったら、ちゃんとオチの前フリになっているという。 目付きの悪さに悩む笠野田くんをホスト部の面々が助けてあげるというのはおなじみのパターンで、本当は舎弟…
お世話係の「二人を見分けることの出来る人は一生現れない」という言葉に呪縛され、捻くれて育った双子が、環の熱意によって、自分たちから変わろうと決意してホスト部に入部するまでの話。今でも十分捻くれてる双子だけど、入部前は告白してきた女の子を傷…
ヅカ部再登場の巻。 ハルヒの棒読みの酷さを、大根やロボットで見せるのに笑ってしまいましたよ。歌の上手さで棒読みの汚名を返上させるのは、中の人が坂本真綾だけに当然だろうとか思ったんだけれど、実は吹き替えだったりして、二重の意味で期待をはぐらか…
ハニー先輩の弟が登場。いきなりバトルをはじめたりして、よくある兄弟の確執話かと思いきや、ハニー先輩が宇宙人であることが明らかになるという。まあ、あんなケーキの食べ方したら、弟が恐れをなすのも無理ないと思いますが。 「光邦のことなら何でも分か…
利益優先を公言し、冷めた態度を取る鏡夜の隠された一面を描くエピソード。 ハルヒと鏡夜という組み合わせがメインのせいか、会話中心でいつもよりも落ち着いた雰囲気。「違和感を感じる」「それなりに興味深い意見」といったセリフの繰り返しが印象的で、お…
双子の片割れの光が、ハルヒを通して他者との関わり方を知る話。 ハルヒの興味が他の男にあることに拗ねていた光が、ハルヒのさりげない気配り気付く一方で、自分が彼女の雷嫌いに気付けなかったことを悔やんで、ハルヒを守ろうとするのは、彼の成長を感じさ…
さわやかさを競うはずなのに暑苦しかったり腹黒かったりするのが面白く、ピアノの演奏で環の勝利が確定かと思われた時に兄弟愛が発動して双子が勝つのも意外性があって良かったですよ。ペンションというロケーションを生かした脳内劇場in軽井沢も素晴らしく…
弱小新聞部を助けるホスト部・・・と思わせておいて、Aパート最後の新聞部部長の偏執的な長台詞で、話の流れを変える構成が見事でした。この台詞で、記事の内容というよりは部長の人間性に問題があることが明らかになって、環の発案に珍しくホスト部のメンバー…
不思議の国のアリスのパロディをやりつつ、ハルヒの内面に迫る話。ハニー先輩の質問に対する答えはさえぎられたけど、話の流れから考えてハルヒの目標は母親と同じ弁護士になることで、そのために桜蘭高校に入ったんだけど、なぜかホスト部に入れられて、そ…
冒頭でハニー先輩のもうひとつの顔を描いて、後半の虫歯ネタでラブリーさを見せながら、小ネタで話を繋ぐテンポのよい進行。基地や学校の無駄な爆発や都こんぶを渡すハルヒが個人的にツボで、おねだり作戦のタイトルがタイプライターの音に乗ってルパン三世…
猫澤先輩と妹の仲を取り持つべく奮闘するホスト部(というか主にれんげ)。妹に怖がられる猫澤先輩のキャラ改造を試みるんだけれど、結局、特訓の意味はあまりなく、いざという時には妹のために身を投げ出す兄ということで、表面的な性格を変えるまでもなく兄…
ホスト部の面々がハルヒの自宅を襲撃。彼らから見た庶民の生活をネタにしたギャグで大いに笑わせていただきました。こういう話をやっても全く嫌味な感じがしないのはさすがで、これまでの話で、彼らとハルヒとの関係が描かれて、悪意がないのが分かるように…
ヅカ部が凄かったですよ。いちいち歌うし衣装がくるくる変わるし電飾がピカピカしてるしで、ホスト部のライバルをやるのにふさわしいインパクトで大いに笑わせていただきました。 実際のところ、ハルヒがヅカ部の誘いを速攻で断ってれば、騒ぎが大きくならな…
カミナリが鳴った時にハルヒが出した女の子っぽい声に、聴いた瞬間背筋に何かが走って、やっぱ坂本真綾は絶妙なキャスティングだなと。 今回もギャグを交えながらテンポよく進んで、ハルヒが不良に絡まれる事件で生じた彼女と環のすれ違いを、実質Bパートだ…
環の「女の子が肌を見せてはいけない」発言は、見たいけど見せたくない複雑な男心を感じさせ、ただのアホキャラではない彼の一面を垣間見たような気が。まあ、今時そんな古風なことを言うことが自体、ちょっとズレているわけですが。更衣室の前で悶絶したり…
各部員の系統の説明を、なるほどとか思いながら見ていたら、今回も強力モーターでれんげが乱入して来て吹き出しちゃったり。弟子入り希望の野田順子声の子供とハニー先輩との微妙なキャラの違いを実演で見せるのが分かりやすくて笑いながらも感心しましたよ…
れんげの唐突な登場に笑いましたよ。謎の強力モーターとかホモは別腹とか。 二話や四話でハルヒが諍いを収めるパターンが続いてたし双子の愛憎入り混じる関係みたいなのは良くある話なんで、そのつもりで見てたら、見事に彼らの策略にハマってしまいました。…
パリから飛んで来たり映画を撮ったりと、れんげの行動力が凄くて、その行動原理が妄想に基づくあたりはまさしくオタクだけど、あそこまで突き抜けてると見ていて笑えますよ。ホスト部の裏設定もそれっぽくて、撮ってた映画は実は面白いんじゃないかと思って…
要所要所で入る凧のカットは、ハルヒ内における環の評価を表しているんですかね。能天気さに呆れたときや替え玉作戦がバレたときに急降下して、迷い込んだ医者を助けたときに急上昇してと。借金返済は別の方法があると言って、性別を隠すことに乗り気でなか…
変わりたいと思った時から人は変われる、という今回の肝とも言えるセリフを、ハルヒが言うことになんとなく違和感が。ハルヒ自身、ホスト部に無理やり入部させられて流されてるだけのような気がするんだけれど・・・。まあ、本人も楽しんでる風だし順応してるっ…
ダサダサ主人公の、実は美形でした、はお約束だなぁとか思って軽く流したんだけれど、実は女の子でした、の方は読めなくて、ホストキングと一緒に驚いてみたり。タイトル見たときは、全然期待してなかったけど、こういう仕掛けがあると話に引き込まれますな…