地獄少女 第十六話「旅芸人の夜」

箱抜けのトリックと依頼主の正体がリンクしてたり、ターゲットが団長と思わせておいて実は・・・と、恨みを晴らすいつも通りのパターンながら、依頼者とターゲットの伏せ方が上手くて見ごたえのある話でしたよ。依頼者が恨みを抱くに至った経緯を、セリフのないセピア調の映像で見せるのもいい感じで、これはあいが依頼者の記憶をつぐみに見せてたってことなんですかね。前回情報収集の手腕の確かさを見せてくれた柴田の方は、振り回されるだけで活躍の場がなかったけど、まあ今回は時間がなかったということで。
しかし、今回がサーカスで次回がサナトリウムですか。挿絵画家の話から古臭い舞台設定の話が続いてるわけですが、正直、次はどんなレトロな舞台を用意してくれるのかと、楽しみになってきましたよ。作画も上々で、ロリータファッションの娘が特に可愛かったんだけど、その子がお仕置きで追い回されるの見て、変なスイッチが入りそうになったのはここだけの秘密。