ユフィの場違いな通信がこっ恥ずかしかったりもしたけれど、ルルーシュがスザクの救援に駆けつけ、二人で共同戦線を張るという流れはかなりの盛り上がりを見せてくれました。中華連邦がアッサリと片付けられてしまって、この状況を作るために侵攻してきたよ…

気がついたら南の島でサバイバルという強引な展開で、ナディアの島編みたいな軽めのエピソードかと思ったら、人間関係や設定面で大きな動きがあるという。 ユーフェミアはゼロの正体を、スザクはカレンが黒の騎士団であることを知り、それぞれがつかの間の穏…

スザク捕獲に主要なメンバーを全員投入しちゃったり、敵の攻撃を予測してなかったりと、ルルーシュにしては、いろいろと詰めが甘いようにも感じられましたが、彼がスザクに対してギアスを使わざる得ない状況設定としては、緊迫感のあるものとなっておりまし…

総集編。前回、スザクがランスロットのパイロットであることを知ったルルーシュが、彼との関係を振り返るという構成。ルルーシュにとって、スザクがかけがいのない友人である事が描かれ、サブタイトルから予想される次回の展開を盛り上げるための前フリとい…

前回の引きをまとめるのと同時にオチまでつけて、がらりと雰囲気を変える導入部分が短いながらもいい仕事でしたよ。 スザクの秘密を知り、藤堂を手に入れ、ランスロットを追い詰めてと、すべてがルルーシュの思い通りに運ぶかに思われたところで、ランスロッ…

あの状況でも生きているマオのしぶとさに脱帽。ギアスというルルーシュと同等の力を持つキャラクターだけあって、簡単に退場したりせず、物語にもう一山作ってくれました。 前回に続いて心理戦の面白さを見せてくれた話で、妹を人質に取られマオの手の平で踊…

前回の惨敗と明らかになったギアスの特性から、マオに対して苦戦するかに思えたルルーシュだったけれど、蓋を開けてみればその特性とキャラクターを読み切った上での圧勝と、格の違いを見せつける展開。実は録画でしたにはちょっと驚いたけど、会話の途中で…

シャーリーの件はこれで解決かな。マオの言葉どおり、ドラマティックな盛り上がりを見せたわけですが、最後にルルーシュ自身がギアスの力で、自分の存在を忘れさせるというのが苦い結末。シャーリーに対するルルーシュの感謝の言葉が、そのまま日常の世界と…

シャーリーの父の死によって、ルルーシュが戦う理由を問い直すわけですが、出した答えが解放戦線を囮にして爆殺という。流した血のために目的を果たすと言いながら行動が過激になっていくあたりが、袋小路にハマって行くテロリストのそれで、ルルーシュも泥…

シャーリーも巻き込まれちゃうのね。正義の味方を名乗るゼロが、結果的にとはいえ肉親を奪うという、かつて自分の身に起きたのと同じ出来事を身近な人物に与えるのが皮肉。この出来事が今後の彼の意思に揺さぶりをかけることになるんでしょうかね。 桐原に正…

前半の戦闘が動きまくりでしびれましたよ。しかもただメカアクションを見せるだけでなく、解放戦線やスザクが入ってくることで変化していく戦況や登場人物たちのドラマがキチンと描かれていて、物語の面でも高い完成度を見せてくれました。 後半は一転して登…

新兵器の紅蓮弐式のお披露目。右手がデカイ爪になっていたり必殺技がエグかったりと、まるで悪役の乗るロボットなんだけれど、それに視聴者が感情移入する側のキャラクターを乗せるヒネくれた感じがけっこう好きだったりしますよ。 久しぶりにルルーシュも大…

作中でも突っ込みが入っていたけれど、地道な活動を続ける黒の騎士団がなんだかホントにいい人たちに思えてきて、確かに正義の味方だけれど、そんなことやっててブリタニアは倒せるんだろうかと気になってみたり。まあ、そのための下準備として、民衆の支持…

総集編。皇帝とルルーシュの演説を並べて二人の対立を分かりやすく見せてくれたし、すっかりルルーシュを手玉にとっている感のあるC.C.が、一度は彼をかばって死んだことを思い出したりもして、これまでを振り返るという意味ではよく出来ていたように思いま…

サブタイトル見たときはまさかと思ったけど、ホントに名乗るのね。 ネーミングセンスとか正義の味方になるとか言ってることが、すごく青臭くて見ているこっちが悶絶しそうな恥ずかしさなんだけれど、同時にそれを実行に移せるルルーシュの行動力と能力がカッ…

冒頭の回想で父と子の葛藤みたいなおなじみのテーマが浮き彫りになって、ロボットアニメらしくなってきた印象。まあルルーシュはロボットに乗っても直接戦わないわけで、そこら辺がちょっと捻ってあるわけですが。 コーネリアに惨敗するルルーシュといったと…

ネコが仮面を持ち出したことで学園を巻き込む大騒ぎに、とまるでコメディのような展開なんだけれど、一応スザクが学園に受け入れられるキッカケになっていたりして、キチンとまとまっているあたりは考えられているんだなと。 カッコつけで計算高い割には、意…

主役の二人の前にそれぞれ不思議少女が登場。片方は導き片方は惑わすといった感じで、二人の少女の役割はサブタイトルに現れているのかなと。 皇女といえばお約束の「ローマの休日」モドキをやりながら、それぞれが関係を築いていく様子がテンポよく描かれ、…

スザクの裁判をショウとして演出するブリタニア側に対し、主人公がそれを利用してスザクの救出と自らの存在を世界に知らしめるショウに変えてしまう手際が鮮やかで面白かったですよ。ギアスの能力は都合良すぎる気もするけど、まず作品がギアスありきで作ら…

レジスタンスの女の子が、実はクラスメイトだったというのは強引過ぎてちょっと笑ってしまいましたよ。まあ、主人公のもうひとつの顔を知る人物を身近に置くことで、話に緊張感を出そうとしてるんでしょうが。シャワーを浴びる場面でのやり取りは、エロスと…

主人公が指示を出すだけで敵を殲滅していくのが爽快。 相手を服従させる目の力をキッカケとしてだけ使って、勝つのは結局本人の能力というのが面白かったです。あの状況でノコノコ降りてくる女パイロットとか正体不明の人物の命令に従っちゃうレジスタンスと…

世界の不条理に対する怒りを発散させる思春期系アニメ。 敵の描写が、いかにもな特権に胡坐をかく連中といった感じで、分かりやすいといえば分かりやすいんだけれど安易な設定で、エグい虐殺の描写も、主人公がそいつらを倒していく爽快感を得るための下準備…