青い花

青い花 第11話「冬の花火」

夏が終わり季節が秋から冬へと移り変わる中、彼女たちのその後を描きつつ、ふみが一番大切な事を思い出すということで、心に染みる最終回となっていましたよ。 恭己と駅のホームで遭遇するところで、お互いに存在に気付きながらも、画面の端と端で目一杯距離…

青い花 第10話「幸福の王子」

杉本四姉妹の次女と演劇部の顧問の結婚式ということで、恭己の気持ちに一応のけじめがつく話。 三女も顧問に惚れていたというのはちょっとしたサプライズで、作中でも言われてたようになんであんな冴えない男がモテるんだよと思いつつ、この期に及んで恭己に…

青い花 第9話「夏の夜の夢」

ふみたちが京子の許嫁の別荘に遊びに行く話。杉本との別離から来る喪失が描かれていた前回から一転、クラスメイトの三人組の存在もあって、全体的に明るく華やいだ雰囲気となっておりました。 京子と一緒に泣いたことで、杉本との件をふみが吹っ切ったように…

青い花 第8話「恋は盲目」

ふみと杉本が別れたその後のお話ということで、二人の心情や、それを受けてのあきらと京子の行動が描かれる話。すこし引いた感じの第三者の視点から淡々と見せるわけですが、丁寧な描写で彼女たちの心の動きが読み取れる作りとなっておりました。 Bパートの…

青い花 第7話「若葉のころ」

ふみがあきらと横浜へ行ったり、杉本の自宅へ招かれたりする話。あきらとのデートを経て、ふみが杉本の過去を受け入れる決意をするわけですが、今度はその件で杉本の方が悩める人になってしまうという。 学校では、その凛々しさから憧れのお姉様として慕われ…

青い花 第6話「嵐が丘(後編)」

演劇祭当日。泣いてる初等部の子をあやしたりしながら華麗に主役を演じつつ、演劇部の顧問との件もひとつの区切りを迎えるということで、杉本を中心とした話。 演劇部の顧問から感謝の言葉をかけられて杉本が涙を流すのは、珍しく彼女の感情があらわになる場…

青い花 第5話「嵐が丘(前編)」

演劇祭に向けて、周囲が盛り上がるのに合わせるかのように、ふみと杉本の関係も進展するものの、井汲の件がふみの知るところとなって躊躇させたり、そのことであきらが板挟みなったりする話。 杉本がふみに対し、気持ちを見透かしたような発言をしつつ、突然…

青い花 第4話「青春は美わし」

アバンで、前回の「図書館の君」からふみと杉本先輩がキスをするくだりを繰り返しつつ、今回の話へと繋がるわけですが、単純に繰り返すだけではなく、前回はなかった二人がキスをする様子をハッキリと描いたカットが追加されていたが細かい演出。ドキドキす…

「青い花」と「エルフェンリート」の舞台が同じな件

同じ鎌倉ということで当然と言えば当然なんだけれども、ふみと先輩がデートで回る場所がエルフェンリートで見覚えがあったりして、女の子同士の繊細な関係を描くこの作品と、剥きだしの暴力を描いた作品で同じ風景を見るのは妙な印象でしたよ。まあ、バッサ…

青い花 第3話「朝目覚めては」

ふみと杉本先輩がデートをすることになるわけですが、誘う方も誘われる方も女の子同士ということを全く気にかけている様子がないのにはちょっとビックリしましたよ。 ふみが下の名前を呼ばれてメロメロになるし、図書館で迫られてそのままキスしちゃうしで、…

青い花 第2話「春の嵐」

ふみといとこのお姉さんとの間に、肉体関係があったことを露骨に示唆する描写があるのには驚きつつ、にも関わらずさっさと結婚されたのでは、ふみが落ち込むのも無理もないところかなと。あきらと一緒に寝るところでは、そのまま関係を持つのかとドキドキし…

青い花 第1話「花物語」

鎌倉を舞台に幼なじみだった二人の女子高生の姿を描く話となっている模様。泣き虫なふみと快活なあきらという対象的な二人の女の子が再会し、物語がはじまるということで、二人の人物描写や家庭をはじめとする環境を丁寧に見せる作り。 最初は特に特筆するべ…