2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧
新年早々、主人公の家で黒赤青の三人が一堂に会するという身も凍るような空間が出現。リビングでの無言の時間が怖かったりするわけですが、その後の三人で料理を作って、一見打ち解けたようにみえる雰囲気も、お互いに料理を誉めるそれぞれの胸中をおもんば…
「再生」ネタのバンクの使い回しと、作画の手抜きぶりが凄いことになっていて、脚本から絵を起こすんじゃなくて、既にある絵を使って話を組み立てているような錯覚を覚えてしまいましたよ。ここまで来ると逆にどこまで労力を省けるんだろうかと、そっちの可…
あいかわらずヘボい演奏を続ける日野といったところなんだけれども、一般の生徒たちが揶揄する一方で、コンクールの参加者たちが彼女を温かく見守るのが、音楽を通して結ばれた仲間といった感じで良かったですよ。迷う火原が日野の言葉で自分の音楽を取り戻…
分解寸前の生徒会が桃葉の映像によって再びまとまる姿が感動的。これまでヒマを潰しに生徒会に来てるようにしか見えなかった桃葉を、このタイミングで動かすのがニクイ演出で、少し引いた位置にいる彼女だからこそ出来る仕事といったところ。映像の方もまな…
ブラコンの妹と兄との微妙な距離感みたいなのを描く話で、そういう方向ではまあよく出来ていたんじゃないかなと。ナコルの「メジャーリーグにいけない」発言に対するフォローがないのが気になったけれど、まあ兄の方は特に気にしてなかったようなのでそんな…
ウサミミ仮面であることがバレた恵一が、馬車で暴走したり海中に潜ったり、果ては宇宙まで飛ばされたりといろいろと大変な目に会わされるわけですが、最後は歌に感謝の言葉を貰って共に潤を助ける決意をするというなかなかいい話に。感動の場面で空気読めな…
一話につき一人のペースで増えてきたプリキュアも、ここに来てブレーキ。「私がやらなきゃ・・・」というかれんのセリフを繰り返しで彼女の責任感の強さと、そうやって一人で背負い込む意識が今回の変身失敗の原因であることを印象づけていたわけですが、ハ…
Aパートはひな祭りネタ。女の子だけのパーティという言葉から当然のように女装という流れになるのがいつも通りカオスで、しずくちゃんをはじめつむりんまで女装させられるのがキモくて笑いましたよ。おなじみのキャラクターたちを配したひな飾りもなかなか楽…
カズヤ兄さんがカッコ良すぎですよ。詩心あふれるセリフ回しに自分を最高と言いきるナルシストぶりが素晴らしくキャラが立っていて、喋るたびにおおげさなジェスチャーをつけるあたりも彼のキャラクターを動きで表現するいい仕事でした。何をしたいのかイマ…
気がついたら南の島でサバイバルという強引な展開で、ナディアの島編みたいな軽めのエピソードかと思ったら、人間関係や設定面で大きな動きがあるという。 ユーフェミアはゼロの正体を、スザクはカレンが黒の騎士団であることを知り、それぞれがつかの間の穏…
父への憎しみやら過去のトラウマやらで暴走したルチアをスミレが身を挺して救うという展開。知らないと答える敵に対して執拗に父のことを聞いてみたり一人で飛び出して袋にされたりと、ルチアさんのヘタレ具合がなんともいえない味わいを醸し出していて、な…
シュトレーゼマンと理事長の過去が明かされ、それと重ねられるように彼の千秋やのだめに対する思いが描かれる話。 秘書に頭が上がらなかったり理事長の前でいい子ちゃんになったりと女性に対しては、まるっきり弱い巨匠が笑えましたよ。ギャグとして描かれる…
3月の話ということで、進級とかひな祭りとか花粉症とか時事ネタはいろいろとあるんだろうけれど、そこら辺の定番のイベントには触れずに日常的な出来事だけで話を進めるのが、いつもながらにマッタリした雰囲気。それでもゆのが絵を描くところからはじまって…
秋子さんの事故をキッカケにして名雪が閉じこもって、祐一が封印していた過去を思い出してと全体的に辛い展開。自分を責める名雪を励まそうとする祐一に対して突きつけられる7年間の断絶が重く、よみがえった7年前の記憶もまた重いという。 すべてを思い出し…
麻衣と真砂子の恋の鞘当てや友情を見せるあたりは良かったけれど、なんと言うかそっちの方向で無理矢理話をまとめた印象。屋敷で行われていたことや浦戸の霊を放置したままなのが宙ぶらりんな感じで、焼くだけならはじめからそうすれば良かったのにとか思っ…
全然感動的じゃない父と娘の再会が面白かったですよ。その場しのぎとしか思えない父親が出した条件にヒロインが応じるのがよく分からなかったりもするんだけれど、のらりくらりと言い訳をして逃げる父親に対して、自分のことを認めさせたいとかそういう感情…
錬金戦団対ヴィクターの戦いを交えつつ、黒い核金の由来とヴィクター化阻止の可能性が示されるという構成。 たどり着いた学院で相手の方から接近してきて黒い核金の秘密が明かされちゃうのは、学園にたどり着くまでの困難に比べてあっさりしていてちょっと拍…