藍華の揺れる乙女心に、終始顔がほころびっぱなし。隕石の勝手に引き寄せられて勝手に燃え尽きる気持ちが分かる、という藍華のセリフのあとの、燃え尽きることなく辿り届くこともあるというアルの発言は、あまりの恥ずかしさに、藍華と一緒に突っ込みたくな…

吉井さんの明るくて気さくな感じなんだけれど、まるで心のこもっていない喋り方が何ともいえませんな。長老との別れ際の、いいことなのか悪いことなのか云々のやり取りは、後に彼がやることを知った上で見るといろいろと示唆的。主人公もヤクザに腕を切り落…

前回のラストでアーエルとネヴィリルがコンビになったと思ったんだけど、今回見たらそうでもなかったようで。そんな簡単に割り切れるわけじゃないってのがリアルと言えばリアルだけど、お話としてみた場合、流れがギクシャクとして気持ち悪くもあり。回想で…

こんなにも胸が高鳴らないアニメの身体測定は、はじめて見ましたよ。パンツとか横乳とか絵的にはそそるのに、６人組のおバカさがそれを台無しにするという。まあ、そこら辺が笑えるわけで、ギャグアニメとしてはOKなんですが。初体験という一大イベントを日…

フィリエルとアデイルが独断でルーンを救出に向かうとか、王家の血筋であることが分かるとか、ルーンと再会するとかいった、普通のアニメなら二、三話かけてやるような話を一話にまとめているのでなんともあわただしい感じ。どんどん話が進むので退屈はしな…

茶飲み話で性格を見極めて、市井の現状を見せることでやる気を引き出すというヒロインの名教師ぶりが光っておりました。最後の後宮に入った理由を語るくだりで、名前を偽っている王へ配慮して、伝言という形にするのも上手くて、これならどんなダメな子でも…

ピンク色の悪夢にうなされる恵一が哀れ。寝ても悪夢、起きても悪夢じゃ、そのうち壊れてまた何かやらかすんじゃないかと心配ですよホント。弟の潤も薄々感づいてるのか、あてこすりいれてたし。 今回の悪夢魔法のターゲットは白山で、「何度目だ白山」とか言…

瀕死のローゼを虎影が自分の命をかけて助けたり、オタク三人組が体を張ってローゼを守ったり、暴走した怪獣を敵のスサノオ三姉妹と協力して倒したりと、まあそれなりに最終回らしい作りでした。作画も一応見れるレベルになってて、全六話という短さや途中の…

話的には力を狙う組織に捕らえられて、力の説明を受けて協力を求められるという定番の作り。組織ぐるみで探すくらいウィッチブレイドの力は強大だということを視聴者に伝えるというか。ヘリから切り離されて、そのまま地下へと送られる場面では、何もそんな…

スピード感のある導入で、母親の殺害から主人公たちの流刑惑星への落下、そして最後に植物に飲み込まれるまで、立て続けに事件が起きて、視聴者を引っ張ってくれます。宇宙移民を可能にする文明世界から、植物が支配する未開の世界へと舞台を移すその落差も…

戦争によって荒廃した世界、はびこる怪物、自由に会話をこなすけど合理的な思考が嫌味な人工知能、そして剣を持って戦う少女と、既視感ありまくりの素材がてんこ盛りなんだけれど、原作はシリーズを重ねてるようだし、アニメ化されるくらいだから、そこから…

前回の女社長の三石琴乃に続いて養成所の講師が野沢雅子ということで、ベテラン声優が新人声優を鍛えるみたいな、この作品のアフレコを通してリアルタイムで新人声優の成長を見守るという半ドキュメンタリーの様相を帯びて参りました。最終話見てから一話を…

メインキャラの声がリアル小学生ということで、番宣のときからビクビクしてたんだけど、意外に聴けるレベルで一安心。声に本業の声優でない人に特有のこもった感じがするけど、子役ということを考えれば演技力はかなりのもんじゃないでしょうか。砂沙美の友…

いくらホントのことでも、男が男に面と向かって美形とか言わねぇよ、とか思いながら、そのありえなさに笑っちゃったり。一方、女王の微笑みで軽くあしらう云々については、なるほどと思わせる話で、リアリティがあるんだかないんだか良く分からず。たしかに…

マッチョが乱舞する絵面だけでも凄いのに、ナウシカのパロディまで加わったりして大いに笑わせてもらいました。ネタはバカバカしいけど、啓太のキャラを掘り下げる話で、いい加減そうでいて本当は熱血漢なところが描けていたように思いますよ。ただ彼を活躍…

ヒロインの女子高生、姫子が謎の王冠を手に入れたことからはじまる王冠争奪戦と言ったところかな。姫子のボケボケですぐにパニくるキャラせいで、話がどんどんあさっての方向へずれていくのが面白かったですよ。バナナの皮を踏みそうな女の子を助けるのかと…

変わりたいと思った時から人は変われる、という今回の肝とも言えるセリフを、ハルヒが言うことになんとなく違和感が。ハルヒ自身、ホスト部に無理やり入部させられて流されてるだけのような気がするんだけれど･･･。まあ、本人も楽しんでる風だし順応してるっ…

17歳での性別選択をキチンと見せて、大人になることへの不安みたいなのを描いていたのが意外。百合の園を作り出す為の無理矢理な設定だと思っていたんだけど、ちゃんと物語上の意味が与えられてたんですな。貧しい人々でごった返す車両と貸切状態のネヴィリ…

サバゲ編。原作でもあまりいい評価を聞かなかったエピソードだけど、やっぱ、いきなりサブキャラメインの戦争劇みたいなのをやられても、話についていけないと言うか。まあ、こうやって、どんな話でも出来るのが、この作品の持ち味のひとつなんだろうけど。…

野暮ったいこと言っちゃえば、宝の地図を見つけたって、本当に宝探しはじめたりしないだろうし、もし探したとしても何人もの人が、また地図を元に戻すなんてこともないんだろうけど、だからこそ、このアニメで見知らぬ人同士の繋がりみたいなのを見ると、い…

DVD揃えてるんだけど、AT-Xで再放送が始まったので改めて感想書いてみようかなと。 この一話、初見の時はあまりのワケの分からなさに途方にくれたっけなぁ、とか思い出しながら見たんだけど、全話見たあとでもやっぱりよく分かりませんでしたよ。主人公らし…

チープで頭が悪くて、でも笑えるアニメを作らせたら右に出るものはいない、ふじもとよしたか監督の最新作。ムダ毛の処理とか生理が一年に一回になるとか、普通のアニメのトイレにも行かなそうなヒロインとは対極にある下品さが新鮮。一応、対立していた絵里…

ウサミミ仮面の期待にたがわぬ暴走っぷりに、二年目でも全く衰えることのないマイメロスタッフのやる気を感じましたよ。 やたら気合入ってるけど何の役にも立っていないウサミミカーでの登場とか、カッコいいんだか悪いんだか良く分からない衣装とか、全然や…

初めての舞踏会の夜に明かされる出生の秘密と、突如襲い掛かる謎の集団、そしてすべてを失うヒロインと、勢いのある導入でスキのない作り。母親が残したというどこかで聞いたことのある童話や、ヒロインにすべてを押し付けて自分だけ逃げちゃった感のある父…

４人目のパピヨン戦士を洗脳した敵が攻めてきて、ローゼが彼女を助ける為に犠牲になったりするんだけれど、作画がボロボロで何やってもギャグにしか見えませんよ。ストーリーの方もパピヨンたちの正体が説明セリフだけで敵にバレたことになってたり、４人目…

絶体絶命の危機に変身したりして、異能力者を主人公にした作品としては定番の作り。主人公が子持ちで親子の絆みたいなのを前面に押し出してるのが、あまりなかった気がするけど、SoltyReiもそういう話だったし、制作会社のGONZOの方針みたいなもんなんかな。…

いろいろと華やかで、見目麗しく。キャラデザの大島美和と言えば、オタ向けアニメで可愛い女の子を描く人というイメージだったけど、数の多い男性キャラも皆流麗で、こっちの方面も行けるんだなと。色彩設計もたくさんの色を使っていて鮮やか。貧乏性だけど…

残された人のおせっかいを焼いてばかりいたモモが、ようやく死人の魂を運ぶのかと思ったら、ただの生霊だったという。まあ、自分に価値がないと感じている女の子が、周囲の人間から思われていることを知って、生きることを選ぶのはいい話だし、突き放してい…

女主人のセリフが、煙に巻くようで具体的に何言ってるのか良く分からないんだけれど、必然と縁いった言葉が、主人公に何らかの転機が訪れたことを仄めかしていて、なかなか引き込まれる導入。さすがは、ヒット作を連発するCLAMPというの手馴れた作りで、最近…

「初心者には敷居が高くなりすぎた」等々、前の二作同様に、キャラを操るプレイヤーの存在を感じさせるセリフがネトゲっぽさを醸し出しております。有名PCと接触したことから、クセのあるキャラたちが主人公の前に現れるあたりが、キャラ紹介と主人公が何か…