おっさんたちの会話に終始した20数分間でしたが、なかなか見せてくれる話でしたよ。事件が忘れ去られようとしている時に再び現場を訪れ、妄想としか思えない手記を手がかりに真実に迫るみたいな感じになっているわけですが、語られる事件の概要が面白く、会…

邪魔者扱いをされて拗ねたミルクが敵に利用されるという話。キツい事を言うのは相手のことを思っているから、というメッセージは分かりやすくていい話ではありましたが、どうしてものぞみとミルクの絡みが中心になってしまって、他のプリキュアメンバーの出…

前回で燦と永澄の関係がひと段落したのを受けて、いつもの雰囲気に戻ってのドタバタ話。・・・なんだけれども、これまで散々追い回されてきた永澄が、逆に追いかける側に回るという構図は、彼が成長した事を示しているのかなぁという気がしなくもなく。子猫…

見たいけど見せてはいけないところで大活躍する顔写真には笑いましたよ。湯気とかもう少し自然な隠し方もあると思うんだけれど、無意味に目立つ方法を使うインパクトとバカバカしさで。 内容的には、絶望をキーワードに風刺を描くという原作のネタを上手く消…

こなたのいとこのゆたかが登場するわけですが、こなたの指摘したとおりの妹キャラでかわいらしく。 冒頭のハンカチを貸してくれた人の話で、合格発表後の会話から、試験直後にその人の話をしている場面に飛び、もう一度さかのぼって洗面所での出会いの場面へ…

タイトルに惹かれて原作のコミックスは読んでいたりするわけですが、アニメの方もやっぱりケンコー的なサービス満載で期待通りの出来栄え。作画も安定していて、さすがに初回から水着回の法則が発動することはなかったというか、そもそも水泳部を舞台にした…

ハヤテが白鴎の生徒としてはじめて登校する話。他にもいるからという理由で執事服で登校OKってのはどんな学校なんだと思っていたら、ホントに執事が登場したりして、いかにもハヤテのライバルになりそうな雰囲気なんだけれども、この作品だと適当に流しそう…

以前にOVA版を見たときは、露出の多い衣装を身に付けた女の子が体をほとんど晒した状態でメカに乗って大活躍という、見せたいことが非常に明確な作りになっていて感心させられたわけですが、TVアニメ化に当たってもその路線は受け継がれている模様。 第1話と…

中盤のクライマックスにふさわしく力の入った作画で、特に螺旋王とのバトルは大迫力。話的には、登場した瞬間にいいところなくやられるヴィラル*1をはじめてとして、螺旋城への突入から王を倒すまでを一気に片付けちゃったりするあたりに、どうにも駆け足感…

サブタイトルの割には、フィシスとキースの話が全然進まなかったりしてなんだか肩透かし。代わりというわけでもないんだろうけど、ミュウの子供であるトオニィがキースを襲ったりして、それが彼自身の意思ではなさそうなあたりが気になるんだけれども、なん…

食料泥棒の正体が島に新しくながされてきた人だったという話。まちに容疑がかけられるところから、中華娘が犯人と分かって、更に意外な人物が登場という流れは捻りが感じられるもので、誰もまちのフォローをしないのは面白かったりもしましたが、それ以外は…

七夕ネタの前後編。みんなでUFOに乗ってステラ姫の星へ遊びに行くという話なわけですが、どろろんが竹を独り占めしようとした件を放置したまま、UFOが故障したり部品を余らせまくっているのに何故か速攻で直ったりと適当かつスピーディな展開がステキでした…

今回の話の鍵となるミチコさんの存在について、子供たちに伝わる怪談という形で前フリするわけですが、ハラケンの語る話が、黒い生き物の絵のせいもあってちょっと怖かったり。ハラケンのものに比べると単純なダイチの話も、ハラケンの幼なじみの事故を思い…

たしかに温泉には期待をしていたわけで、なかったのが残念といえば残念なんだけれども、今回ばかりはいい意味で期待を裏切られたといったところで、銀の過去を中心に敵対する契約者の人生模様まで織り込んでみせる密度の高い話でしたよ。 銀と敵対する女の契…

原作のゲームが陰惨な描写で話題になってた記憶があったので、そのつもりで見ていたんだけれど、好きな男の子の恋を応援しちゃうぞ！みたいな三角関係を普通のラブコメっぽく見せるのが意外でしたよ。初回ということで、とりあえず三角関係を成立させておい…

とりあえず、巨大な虫を操る人たちが対立しているらしいのは分かったんだけれど、登場人物が顔見せとばかりにゾロゾロと出てきて、主人公との会話からそれなりにキャラや関係が分かるようにはなっていたけれど、一人一人が印象に残らなくて別に一話から無理…

開会式と試合の前の日の出来事というところで、まだ試合がはじまらないのかよとか思ったりもするわけですが、部員たちだけでなく応援団や母親といった周囲の人間たちを巻き込んで盛り上がっていく様子が、やっぱり面白いという。母親からモモカン、花井から…

3人の関係に決着をつけるいい最終回でしたよ。茉莉と依人が決心したことをやり遂げるだけで、特にサプライズが用意されていたわけじゃないんだけれど、二人の最後の時を迎えても軽口を叩き合う信頼の厚さや、説得を聞き入れない蒼乃を強引に人間に戻すことへ…

これまで不運続きというか陥れられたというか、とにかく本人の能力とは別のところで冷遇されていた伊織の努力が報われる話。今回も勝手につけられた装置のせいで危険な目にあったりするわけですが、ネーブラに思いが通じてそれを乗り越えるということで、こ…

自分を抑圧しながら生きている女の子が、ミステリアスな二人の少年に出会うことで非日常的な事件に巻き込まれるということで、第一話らしい導入。抑圧の原因である首のリングが見える能力を、二人から必要とされることで彼女に変化が訪れるという展開になり…

メインのヒロインが金が欲しいからという動機や、アレな絵を見て自分にも出来ると思い込むあたりのストレートなキャラは分かりやすくてよかったですよ。お持ち帰り云々の妙な会話も面白かったけど、全体的には４コマ漫画らしい小ネタを繋いでいく作りとなっ…

アイバたち一行が、海まで行った挙句に渡る手段がなくて逆戻りという手際の悪さに脱力したわけですが、この後の強引なすれ違いと比べれば、この程度の行き当たりバッタリ展開はまだまだ序の口という。 タイミングが良すぎるのはともかく、イマイチ必要性が分…

「ヤミと帽子と本の旅人」の葉月とリリスが登場。原作のゲームが元々ヤミ帽の続編として企画されただけあって、アニメの方でも作品世界の繋がりを見せる話。繋がりがあるとはいえ、別の作品のキャラが出てきてその作品の世界を改めて眺めるというのは妙な味…

ヒロインが変身してから星のしずくを追いかけるくだりの見せ方が瑞々しく作画も丁寧でよかったですよ。中身の方はいかにもな変身魔法少女ものといった感じなんだけれど、人付き合いが下手な男の子が小動物に変身して、ヒロインと共に成長していくみたいな方…

エリスの過去編。彼女を研究するシュナイダーの視点で話が進むんだけれども、単なる研究対象であったエリスに対して情を移して行く様子が丁寧に描かれていましたよ。検体と彼女という呼び方の変化や感謝祭の七面鳥といった描写で彼の変化を追うのがよく出来…

時間をさかのぼるという特殊能力を利用して、作画を使いまわすのは物語の進行において不自然でない労力の低減になっているとは思うんだけれど、さすがに丸々一話それを繰り返されると厳しいものが。話の方もあまり進展がなく、ディアネイラの決起や王子二人…

燦と留奈、そして永澄の三角関係にとりあえずの決着がつく話。シリーズ中盤のクライマックスに相応しく、これまで以上にハイテンションな作りになっていましたが、落ち込む燦に勝利宣言をする留奈や、その後の巻との会話といった留奈の内面に切り込むシリア…

一月と二月の時事ネタが中心になっていたわけですが、正月の伝統的な遊びとは無縁だったり、バレンタインを身内にチョコを贈るだけで済ませちゃったりと定番にそった話をせずに、登場人物にその虚構性を語らせたりするのが、あるあるネタを扱うこのアニメら…

新キャラのミルク登場。王国にいた頃のココとナッツの世話係見習いということで、二人にゾッコン＆プリキュアたちを邪魔者扱いするというキャラで、ちょっとウザかったりもするわけですが、シリーズも中盤に入って固まってきた人間関係をかき回す存在として…

今月からWOWOWで放送がはじまるアニメ版の先行放映。テクノライズの浜崎博嗣が監督するということで個人的にこの夏一番の期待作。 複数の映像を重ねるオープニングやコントラストの強い白飛び気味の画面、そして淡々とした運びながら静かな緊迫感のある展開…