とらドラ!
記事のタイトルがかなり恥ずかしいけれども、その恥ずかしい物語を堂々と描いてくれたこのアニメに敬意を表して。 ・物語について 話としては、憧れの異性に恋に恋する状態の人物たちが自分にとって本当に必要な相手を見つけるという少女漫画的なお約束を踏…
登場人物の成長を描く青春モノらしい爽やかな最終回でしたよ。 竜児と泰子、泰子とその両親という高須一族の問題をまとめて解決するのは、なかなかに力業だったけれども、竜児を育てたことを両親に認められたことで、泰子の子離れが完了し、また大河と一緒に…
竜児と大河がお互いの気持ちを確認して、これで物語も一段落するのかと思いきや、母親たちの介入により二人が駆け落ちを図るという驚き展開。ひとつの問題が解決したら、即座に次の問題が立ち上がるということで、最終回を前に密度の高い20数分間となってお…
日頃の感謝を込めてチョコを配る大河と受け取る友人たちみたいな和やかな雰囲気が、修学旅行での嘘が発覚することで一転、実乃梨が竜児と大河に詰め寄る急展開。これまで押し込められていた感情が一気に噴き出す場面となっていて、作画的にも激しい動きと険…
前回の出来事を夢に見た竜児の、黒歴史ものの恥ずかしい絶叫から話がはじまるわけですが、かといって修学旅行でのことが夢となるわけでもなく。学校に戻ってもそれぞれが本心を押し殺したまま日常を送るということで、問題の先送りを続けて事態がさらに複雑…
雪山で修学旅行という名の修羅場を迎える話。 木原と能登のいざこざから実乃梨と亜美の一触即発な流れになり、それを回避したかと思いきや翌日の直接対決と、前回の仲良しグループみたいな雰囲気から一転して心の裏で蠢いていたわだかまりが表に現れつつも、…
新しい年を迎えて修学旅行編に突入。 表面的には、クリスマスの出来事がまるでなかったかのような平穏な雰囲気となっているわけですが、竜児とそれを取り巻く人物たちの胸中にはそれぞれに動きがある模様。 改めて告白をすることを誓う竜児に彼からの自立を…
クリスマスパーティ当日ということで、華やかな雰囲気が醸し出されているわけですが、その中で人間関係が大きく動くことになるという。 髪型を変え着飾った大河や竜児が見目麗しく、パーティのはじまりと、竜児にとって勝負となるその時を迎えるに当たっての…
クリスマスエピソードの続きで、ツリーの飾り付けをしているところに実乃梨の打ったボールが飛んできて大変なことになるという。 てっぺんの星が落ちるのはともかく、さすがにソフトボールであの大きさのツリーは倒れないだろうとか思ったりもするわけですが…
クリスマス前の華やいだ雰囲気の中での新展開。 ファミレスで開く勉強会が、会長が去った後の人物の相関関係を改めて設定する場面となっていて、大河と北村をくっつけようとする竜児の友人二人に、北村に接近する木原、そして「違う」という自分の言葉に自分…
北村の生徒会長就任騒動の続き。 彼が現会長の件ですねていたのは予想通りだったわけだけれども、大河の殴り込みによる現会長とのガチバトルから、それぞれの感情がさらけ出されるのは驚愕の展開。聞いてて思わずのたうち回りたくなるような恥ずかしいセリフ…
生徒会長選挙を直前に控えた北村に起きた異変を通して、メインの登場人物たちを掘り下げていく話。 頭を金髪に染めるという、いかにも形だけグレてみました的なところが、ズレているわけですが、優等生である彼にそこまでさせる理由が気になりますよ。生徒会…
新年だからというわけでもないだろうけれども、大河を縁起物として扱ったりしつつ、人物たちの関係が動いていく話。 これまで校内で恐れられていた存在あった大河が、プロレスショーでの活躍やミスコンでの優勝によって見直されるわけですが、普通に人気者に…
竜児が大河の孤独に気づいて彼女のために走っていたら、なぜか竜児はみのりと、大河は北村と接近するという話。 父親が身勝手な大人として退場しつつ、彼によって生じた人間関係の軋轢が解消されるわけですが、単に元通りになるわけではなく、それぞれの関係…
プロレスショーが成功しクラスが盛り上がる中、大河の父親を巡ってメインの登場人物たちの人間関係が大きく変化するという状況。 父親の話をする大河は幸せそうで、二人を仲直りさせるという竜児の判断が正しかったように思われるわけですが、それを知ったみ…
文化祭に向けてクラスが盛り上がるのと並行して、大河の父親の登場することで彼女と竜児との関係の変化を予感させる話。 男子の画策するコスプレ喫茶に女子が反発する中、一人でお化け屋敷を提案して鼻血を流すみのりに若さへの怨嗟をぶちまける三十路先生に…
別荘話の後編ということで、洞窟探検を中心にみのりん怖がらせ作戦と謎の粘液の件の顛末を描きつつ、竜児とみのりの距離が近づいたり亜美との間にフラグらしきモノがたったりと。 洞窟探検を通して明らかになる仕掛けていたはずが仕掛けられていた件は予想通…
メインの5人が亜美の別荘に行く話。 大河と北村、竜児とみのりのそれぞれが二人だけの時間を過ごす機会が訪れるわけですが、緊張しっぱなしでろくに会話も出来ない大河に対して、竜児の方は、幽霊に例えたお互いの恋愛観みたいなのを語り合ったりして、距離…
大河と亜美の水泳対決を通して、竜児に対する大河の微妙な意識の変化が描かれる話。 雨の市民プールでの、竜児を意識しはじめている大河とそれを理解できないでいる竜児の会話が味わい深く。大河が整理のつかない自分の感情を例によって怒りで表現するわけで…
プール開きと言うことで水着回。前回の亜美が竜児に迫った件を引っ張りつつ、貧乳に悩む大河のために竜児が尽くすという話。 作中で一番のスタイルを誇る亜美の水着姿にノーリアクションなあたりは竜児の賢者ぶりが際だつところで、プールでみのりのそれを見…
亜美が素の自分を出せるようになって一段落かと思ったら、直後に竜児に迫るという急展開。 亜美につきまとうストーカーの視線が、周囲の人間の視線を常に意識して行動するという彼女の強迫観念を象徴するものとなっていて、ストーカーに怯えて逃げるだけだっ…
北村の幼なじみにしてモデルの川島亜美が登場。典型的なお姫様キャラにして裏表の極端な性格が強烈で、大河に対して言いたい放題いった挙げ句に、ビンタを喰らうという第三種接近遭遇もインパクトがありましたよ。 いきなりのビンタに加えて、コンビニの帰り…
北村の写真を手に入れる騒動で話を回しつつ、彼と大河の衝撃の過去が明らかに。 勢いで振っておいてから後で本気になってしまうあたりは、基本ドジっ子でやることなすことズレまくりな大河らしいところではありますが、それにしても読めないのが先に北村とい…
竜児の片思いの相手、櫛枝みのりの紹介エピソード。竜児の視点から部活やバイトに一生懸命な彼女の姿を見せつつ、蔵に閉じ込められた時の手の震えで、彼女が魅力的に見える本当の理由を知るということで、単なる脳天気娘に思えるみのりという人物の奥の深さ…
大河が竜児との契約を解消し、告白を決行するということで、二話目にしてまるで最終回のような展開。 告白の方は、お友達宣告を受けてあえなく玉砕するわけですが、結果として二人の絆がより深まるといったところで、このまま付き合うことになってもいいんじ…
釘宮理恵がちっこくて暴言を吐きまくるキャラを演じるというところから、反射的に類似のアニメが三つくらい思い出されて、他に似たような役が出来る人材はいないのかという気もするわけですが、そのハマリ具合たるややはりすばらしく代替不可能な領域。主人…