能力を失った女が代わりに得たものを描きつつ、主人公の過去を知る彼女を通して、主人公の妹を探すという行動の動機や契約者としての特異性を見せる話。 感情らしいものが感じられなかった女が、チャーハンを食べるところから自分の過去を語り始め、人間味の…

http://www.tbs.co.jp/anime/vvv/09interview/int_03.html 名橋を筆頭に男性キャラが皆ヘタレている理由が明らかになって、またいろいろとぶっちゃけているんですが、最終話で印象的だったルチアが名橋をはじめて父親と呼ぶ場面やポッキーで五芒星を作る場面…

前半の茉莉と依人の雨の中でのデート落ち着いた雰囲気で見せてくれて、二人の微妙に噛み合ってないんだけれど、それでいて通じている会話が面白かったですよ。 後半は、剛史が主人公の家に向かった次の場面で幼なじみの妹が家に来たりして、叙述の順番を入れ…

新キャラの吸血鬼のお姉さんが主人公のチャックを閉めるところがエロくて大変よろしかったんだけれど、話的にはいつものもっさりした感じに戻っていて残念。前回勢いのある話を見せてくれたので、ようやく作品として上向いてきたのかなぁと思って期待してい…

相手側の投手の三橋を意識したヘッドスライディングから生じた不和が得点を許す発端になっていたりして、登場人物たちのドラマと試合の運びが連動しているのがフィクションならではの面白さといったところ。中学時代の三橋を知らない関西弁の選手が仲裁して…

兵器が人型をしている理由に慣性制御を持ち出すなんて今更だなぁと思っていたら、それをオーバーテクノロジーとすることで、この作品におけるパイロットを選り好みしたりするロボットの不可思議さと結び付けているのが興味深い扱い方でしたよ。 話的には、こ…

温泉の復旧作業をキッカケにしてすずが主人公を異性として意識しはじめるといった話なんだけれど、顔と身体のバランスや頬のカーブのつけ方等、クセのある作画がちょっと気になってしまいましたよ。最後の方に出てきたネッシーモドキも、一応詰まった温泉を…

ギリシャ陣営のパイロットとトランスレーターが両方とも男ということで、反射的に同性愛方面への妄想が膨らんだりもしましたが、実際のところは、それぞれ同じ女性に気があって報われないことが分かっているんだけれど、それでも彼女のために戦うみたいな感…

スライムに羽が生えたような精霊を何匹連れて来ようがコーティみたいな上位の精霊とは、全然格が違うような気がするんだけれど、前者を可能にする友人の方が主人公より有能ということになっていたりして、この世界の価値観がよく分からず。 それを除けば、主…

今回もすごい全滅ぶり。エジプトの部隊の生き残りたちだけかと思っていたら、村人たちまで皆殺しにする徹底振りには恐れ入りました。 必要に迫られてるとはいえ、村に危機が迫っている時に戦闘員が全員で出かけるのはどうかと思ったりもするんだけれど、まあ…

今回も御子神と間宮のコンビが骸骨男の噂を調べる姿を中心に、曰くありげな登場人物や意味深な会話が繰り広げられる内容。タイトルからすると変身ヒーローものといった感じなんだけれど、どうやら都市伝説めいた存在であるスカルマンを追っていくことで街の…

おバカな学園モノといった感じで今回は単純に面白かったですよ。寝グセで遊ぶところとか、スポーツカーで階段を昇るところとか。和菓子対決の味っ子リアクションが、ちょっとおとなしめだったのがもったいなく思ったりもしましたが、人形遊びの場面で、今時…

銀の種族を撃退したことで艦内の士気が上がる様子が、苦難に対して結束を強めるみたいな感じで、ディアネイラが信頼されていることを感じさせる場面。そのディアネイラが、人類のためにエイジが戦う理由を悟り、それに報いることを誓うところは、バックに流…

演奏をミスっても笑って誤魔化すだけというあたりに、昔の男のダメっぷりが端的に現れていてキャラクターとして分かりやすく、ナディ自身もそれを分かっているんだけれども感情を抑える事が出来ないという女の性みたいなものが感じられる話。なんだかんだ言…

砂かけ婆や子泣きじじいをはじめとする妖怪横丁の住人たちが、貧乏だけれど楽しくやっているみたいなエピソード。 人間が出てくる話よりも、妖怪たちを中心とするエピソードの方が軽い話になるあたりが世相を反映しているというか、人間社会に対する皮肉が込…

主人公の幼なじみの巡の視点から燦の秘密に迫る話。本人も意識していない永澄に対する気持ちが屈折しまくった挙句に、燦の正体を暴くという方向に向かうというのが面白く、騒動の末にようやく自分の気持ちを意識し、燦の正体に気付きながらもそれを不問にす…

らき☆すたの件で気になったので、著名な作品や人物に関わる監督の降板交代劇をピックアップしてみましたよ。*1 「タイトル」 誰から→誰へ 交代の理由 ソース の順で。 「ルパン三世・第1期」（1971-72） 大隅正秋（〜3話）→高畑勲・宮崎駿 初期の大人向けの…

OPの監督名が山本寛から武本康弘に変更され、他にもネタや仕掛けを匂わすところはなく普通に監督が交代した模様。 内容的には、あいかわらずのオタ成分多めのあるあるネタといったところですが、前回までのハルヒやクレしんといった露骨なパロディが影を潜め…

部費不足の問題に対してそれぞれの部がお互いに協力しあうという解決策と、それを踏まえてプリキュアたちが連携するバトルの組み立て、そして同じように資金不足に悩まされながらも他人を切り捨てることで解決を計るブンビーに対する勝利と、日常パートとバ…

前回に続いてナギの家を友人たちが訪れるという形で新キャラ投入。登場したキャラたちがお互いに絡まないまま話が進んで、複数回に分けられたエピソードだからこれからキャラ同士の関係を見せるのかもしれないけれど、今回の話だけみるとちょっとまとまりが…

ウサギを追いかけていたら、不思議な世界に迷い込むということで、最後は夢オチかと思ったんだけれど、実は敵の仕掛けた罠だったという。温泉に入りつつこれまでの回想を挟むという構成で、冒頭から前回のあらすじを長々と引っぱるあたりは製作状況について…

人間側の新兵器によって追い詰められ、逃げるように地球へと向かうというのは、ちょっとなし崩しな感じもするんだけれど、衛星兵器のビームを母艦が弾くあたりはなかなかの迫力。ビーム対ビームのぶつかり合いというまで見せてくれて、古典的な演出なんだけ…

Aパート。みるみるちゃんのためにこいのぼりを作ろうという話。自分がこいのぼりになったりカレーを使ってダジャレで攻めてきたりと、キャラに合わせてバリエーションに富んだものを見せてくれるのが面白かったですよ。つむりんの殻がいつもと違うなぁとか思…

今回もジュリエットが街をさまよっていたらロミオと偶然出会ったり、男装をしている彼女にロミオが全く気付かなかったりと、いろいろとツッコミどころがあるような気もするわけですが、ジュリエットの魅力で見せてくれると言いますか。お約束の雨宿りイベン…

これまでの主人公とゲストの女性キャラとの心の触れあいみたいな話から、少し趣が変わって対立する側の事情や契約者について時間を多く取る構成。対立する側の契約者が国家機関に属するだけあってかなり強い能力を持つ存在として描かれ、コンビネーションに…

http://www.tbs.co.jp/anime/vvv/09interview/int_02.html 舞台設定の秘密やら敵幹部が泥人形に決まるまでの経緯やら今回もいろいろぶっちゃけてます。アニメと漫画という表現手法の違いから生じるストーリー展開の相違について興味深い話も。

前フリなしでいきなり避暑地に行くということで、導入から飛ばしてるんだけれど、そこで半魚人に襲われるという展開もまた強引。 湖に沈むフランドルの無駄な動きや、体格差がありすぎて全然意味のないマウントポジションといったギャグにこれまでにない切れ…

話の中心には三橋のピッチャーとしての成長があるわけだけれども、同時に4番の田島に対する坊主頭の花井の対抗意識や相手方のピッチャーの三橋に対する劣等感等々、重層的なストーリー展開で見ごたえがありましたよ。配球のひとつひとつについて、阿部が見せ…

主人公の姉と幼なじみの妹の友情話。退院の決まった妹が、主人公の姉にそれを告げるまでの描写を丁寧に見せてくれたんだけれど、話の運びがゆったりとしているのはともかく、メインのヒロインに関する話が全く動かないのがちょっと気になってしまって、少し…

ヒロインと共にアイドルマスターを目指していた雪歩が脱落するという重めな話。サングラスに竹刀というコーチのパロディも交えて明るいノリで特訓を描き、試験前に崩れた非常階段をヒロインが導いて飛び越えるという象徴的な場面まで入れておいて、この結末…