いい最終回でしたよ。終わる恋もあればはじまる恋もあって、それぞれが自分の道を進んでいくといった感じで、青春モノらしい甘酸っぱい終わり方で。特に最後にはぐの作ったサンドイッチを食べながら竹本が涙を流すところは、タイトルに込められた意味が明ら…

薫の衝撃の過去が明らかに、といったところなんだけれど、回想シーンがなぜか前時代のヨーロッパ風なのが気になってイマイチ話に集中できず。死神の性格の悪さがグリム童話に出てくるものに近いものがあるから、そこら辺の時代を意識した演出なのかも知れな…

こちらも水着回。サービスカットが多くて目の保養にはなったけれど、主人公とヒロインの仲がこじれまくったまま次に続く展開でスッキリしないものが。 ことあるごとに先生を引き合いに出すヒロインの無神経さとか、それでいじけちゃう主人公とか、そういう二…

開始10分で脱落するりんかに吹きましたよ。本人の希望に沿う結果とはいえ、もう少し盛り上げてくれてもいいような気がするんだけど、ここら辺がこのアニメらしいところか。 役作りのために滝つぼに飛び込む夕海や動物と会話してオーラまで出す桃子が、バカバ…

鏡夜と環の出会い編。ほぼこの二人だけで進むというなかなか濃い話。 三男という立場のせいで自分の限界を勝手に決めてスレていた鏡夜が、環に振り回されてるうちに変わっていく様子が丁寧に描かれておりました。ちゃぶ台返しから本心をさらけ出す場面がなか…

それぞれの道を選ぶコールテンペストの面々といった感じで、全体的に穏やかで落ち着いた雰囲気でまとめられていて、選択を受け入れた彼女達の心情を物語っているようでした。 泉に行く前にキャラたちの関係も清算といったところで、カイムとアルティ、モリナ…

自分はかまわないけど晃はダメ、というセリフに彼女に対する藍華の気持ちが込められている感じで、晃に仕事を押し付けられて不満を口にする藍華という、おなじみの場面が前フリとして上手く生かされおりました。藍華が泣くところの演技が素晴らしくて、さす…

おなじみの投げやりなパワーアップで、マイメロとクロミの力関係が再び逆転。 さすがに今回は落ち込んだり早口言葉を練習したりと、挫折やそこから這い上がる努力を一応は見せて、前のシリーズの「もーっと」の時よりは、教育的に良い内容になっていて安心し…

Aパート。宇宙人を買収して隕石を降らせるとか、モンスターのふりをしたサインが欲しいだけのただのオヤジとか、脱力感満載のネタの数々に、もしかしたらと思ったら、やっぱり脚本が浦沢先生で今回も冴えておりました。でもオヤジの登場でガールズたちが変身…

ルイズの許婚のワルド登場。なかなか紳士的な人物のようだけど、ロリ時代のルイズに既に目をつけていたところを見ると、かなり特殊な趣味の持ち主のような気も。彼の登場で、ルイズと才人の関係に変化が、ということで本気で才人を意識しはじめてるルイズは…

一昔前までは、吸血鬼といえばマントを羽織っていたのに、最近ではロングコートを身に着けるのが、当たり前になっている模様。元祖は吸血鬼ハンターDあたりでしょうか。 内容の方はというと、全然分からなくてどのくらい分からなかったかというと、はじめに…

りんごの当番回。 草太のために魔法を覚えたいと努力して、いざ草太の危機という時に魔法を使おうとするものの、そう簡単に使えるわけがないというのがシビア。白雪が助けてめでたしめでたしだったけど、本人にそれを知らせないのは、今後の火種になりそうな…

お花屋さんと婚約者の話の続き。あいかわらず淡々とした描写で、二人が揉めてる場面に主人公が遭遇するくらいで、これといった進展はなく。 突然現れた正体不明の女の子、とかいったら魔法か何か使えて、それで悩みごとを解決みたいな展開になりそうなもんな…

はぐが花本先生を選ぶ理由を、箱の心象風景や子供時代の回想とそこにかぶせるモノローグで見せるのが、押し付けがましくなくて見ている側も自然に共感できる丁寧な描写。竹本と森田は辛い役回りだったけれど、現実的であると同時に未来に開けた選択で良かっ…

勇治が、香月を恋愛対象として意識しはじめる話。 あれだけベタベタしておいてそういう気持ちが全くなかったということに驚いたりもするんだけれど、まあ意識してないからこそ、好き放題やってられたのかもしれず。親衛隊やら中学自体の教育実習生やらが出て…

しぼんだのは狐さんの方でしたと。 赤道斎と大妖孤が街中で大暴れするという見せ場のはずなんだけれど、お互いに飛び道具を使ってばかりで、メリハリがなくイマイチ盛り上がりにかける印象。時々目を引くところはあるものの作画的にも低調で、いつ崩れるんだ…

２クール作品のはずなのに、なぜか今頃になってOP映像が一新。作中では解散したシスシスが前面に押し出されてたりして、やっぱり製作が遅れてたのかなぁと。華やかな主題歌に合わせてキャラクター達が動きまくる躍動感のある作りで、胸を強調した作画と下か…

笠野田くん撃沈。 ハルヒの天然お友達宣言で見事にかわされたわけですが、部外者である彼の恋愛感情が、最終回に向けて環をはじめとするホスト部メンバーとハルヒとの関係を再確認するという大きな仕事を残してくれました。 れんげさんと女生徒たちが、ハル…

テレビ朝日での放送が、最終話を待たずに打ち切られたのはとりあえず置いといて。 キャラクターの作画に力が入っていて、絵的にはクライマックスに相応しい出来栄え。特にヴェッティの書き込み具合は異常で、一人だけ別の世界の住人のようでしたよ。 話的に…

「シヴュラとして祈ることにやっと意味を見出せたのに」というロードレのセリフがあるように、戦争が終わって再び迷走するコール・テンペストの面々といったところ。 積極的に近づいてくるネヴィリルから逃げたり、フロエのキス云々の話で赤くなったりと乙女…

とにかくワケワカラン、というのが初期の数話の印象。でも吉井さんが暴れはじめてから、しり上がりに盛り上がってきて振り返ってみれば、そのワケのわからないところも重要な伏線だったことに気付くという。断片的な描写を積み重ねて、物語を組み立てていく…

流９州が滅びの都となった経緯を記録映画風に見せるのはカッコいい演出。でも、出来れば一話くらい使って最終決戦の様子を見たかった気もするわけで、終盤の密度の高い展開が気持ちよくもあるんだけれど、一方でじっくり見せて欲しいところも駆け足になっち…

「人ハ皆、己自身ガ震エタツガ如キ怪物ヲ飼ツテイル」ではじまるナレーションが秀逸。地上波放送時に飛ばされた地上編も含めたこの作品のあらすじとテーマが凝縮されていて見通しが一気に開ける感じ。ここまで言葉による説明を極力廃していたのに、ここにき…

ゲストの老夫婦が味わい深いキャラクター。奥さんが昔に言った言葉を夫が覚えていたり、事情を知らない奥さんが当然のように指輪を用意していたりと、長い年月を共に過ごして来た一体感みたいなのが感じられましたよ。海とヴェネツィアの関係を老夫婦に重ね…

いばらの当番回。 モンスター化しないために千年間咲かないよう努力していたという千年蕾はけっこういい話で、最後に一面に花が咲くというのもキレイな終わり方。敵の猫の特製栄養ドリンクで開花するというオマヌケな展開はどうかと思いながらもけっこう嫌い…

とっくに死語になってるカリスマ美容師をネタにするのは狙っているのかいないのか。 変な髪形をありがたがる当人と、それを見て呆れる周囲の人間というのは、この手の話に定番のネタ。でも催眠術を使って信じ込ませてるので、話題性だけで珍奇なものに飛びつ…

バコにダーちゃんが乗り移っているのは、黒音符に対する反応から予想はしていたけれど、ダーちゃんの視点から、赤ん坊の体で四苦八苦する様子を見せるのは、なかなか面白かったですよ。 いつもは歌のお願いでマイメロが魔法を使ってアッサリ解決するのに、今…

惚れ薬の解毒薬を作るためのアイテムを手に入れるために行った先の湖で、タバサたちに出会って水の精霊の頼みごとを引き受けるんだけど、それが何かの陰謀と関係がありそうで･･･、という展開がRPGみたいで楽しかったですよ。 デレデレルイズは、普段とのギャ…

今までなかった花屋のお姉さんのサービスカットが出てきてちょとお得な気分。 主人公が何もしなくて、安心したようなガッカリしたような複雑な気持ちなんだけれど、この件に関しての彼の心理描写が全くないのが、逆に興味を引かれるところ。 しかし、よく考…

物語の焦点は、はぐが人生の伴侶に誰を選ぶかという点に絞られてきた感じ。はじまったころのキャンパス恋愛模様みたいなところから、ずいぶんと遠くまで来たもんだなぁ、などと思いながらも恋愛からその延長上にある人生を共に生きるみたいなところを突き詰…