原作つきのアニメで「原作通り」を揶揄するネタを持ってくるのが挑戦的。出来によほど自信があるのかそれとも玉砕覚悟なのか分かりませんが、とりあえず今回までを見る限りでは、このアニメのスタッフは「原作通り」を言い訳にする必要はないように思いまし…

三河海の当番回。誤解を重ねて不治の病を患っていることになって大騒ぎという、よくある話だったりするわけですが、途中まで恥ずかしくてオデキが出来たことを人に言えないという話だったのに、いつの間にやら本人まで自分自身を誤解して騒ぎが大きくなると…

いつものように細切れにネタを流す作りではなく、原作者本人による脚本で文化祭の準備をする様子を一話通して見せるという最終回仕様。卒業ではなく文化祭だったり、チアリーディングも練習を見せて、いざ本番というところで切るあたりが、モラトリアムなこ…

本当の星空が見えるという噂を軸に契約者でない普通の人々の生活を見せたりヘイと未咲が焼肉食べたりと、クライマックスを前に日常的な話でひと段落といったところ。ニセモノの星空に象徴される人々の不安や迷う未咲、そして冒頭と終わりに置かれる回想を元…

ハヤテがナギを守ることを宣言するということで、シリーズ中盤の山場となる話。颯爽と現れて主の危機を救うあたりは、女装がやたらと似合ってもやっぱり主人公なんだなぁと思わせるカッコよさがありましたよ。戻ってくるように言い出せないナギの心中を察し…

キタン死亡。己を犠牲にして仲間たちの活路を開くのは男の生き様といったところで、これまでそれなりに見せ場のあったキャラなので前回犠牲になったグレン団メンバーたちよりは来るものがあったけれども、何というか結局、勢いだけで突っ込んでどうにかなっ…

浮かび上がってくる4年前の意識不明事件、それに関わり未だに意識の戻らないイサコの兄、明らかになる4423の意味とイリーガルの件について大きく話が進展。ヤサコにハラケン、そしてオバチャンとイリーガルに関わる人物たちが別々にイサコの兄の存在にたどり…

伊良子の手により次々と葬られる虎眼流の高弟たち、ということでおおむね原作どおりの話の流れ。期待されていた山崎のチュパチュパも原作どおり、というか下から見上げるアングルで顔が上下する様子を見せたりして、むしろパワーアップして再現。浪人の眼球…

9回表の逆転劇。これまで散々てこずってきた相手投手の決め球を、ここぞというところで攻略する田島がカッコよかったですよ。指をずらすスイングには某残酷時代劇漫画を思い出したりもしましたが、バントで地味にランナーを送って小刻みに点を取るみたいなリ…

2週間休んでの久しぶりの放送で、話についていけるのかなぁとか思っていたんだけれども、意外に覚えているというか、OPに挿入される前回のあらすじがよく出来ているというか。こうして見ると場面転換や登場人物が多い分、それぞれの筋や登場人物の動機はシン…

いきなり魔法王国を救うとかいう話になって、前回の振りがあったにしても突然だなぁと思っていたら、そのままの勢いで全部片付けてしまうという。事の発端がアヒルの貧乳好きだったりして随分とふざけた展開なんだけれども、それでも闇が復活した理由やカー…

終わりのはじまりとったところだけれど、これまでの伏線を回収するのに精一杯といった感じ。千早とあずさの養父母のやっていたことは、なかなかえげつなくてショッキングでしたが、あずさと真の和解を適当に流しちゃったり、トゥリアビータを動かしていた理…

伊良子の仕置きから3年後。虎眼流を極めた藤木の圧倒的な強さを見せる話。果たし合いで浪人たちを一瞬で片付けちゃうのは、いくらなんでも端折りすぎだろうとか思ったんだけれども、最後の一人との決着がスゴイことに。一瞬で片がつくのは同じなんだけれども…

衝撃の妖精さん消滅。割れたはずの鏡を何故か持っていたり突然ベルゼブが暴走をはじめたりと、あいかわらず強引な展開だったりするんだけれども、ヴァイレとヴァラールが実体化して、ヴァルダがシュウに抱きつくあたりから盛り上がってきて、最後の合格宣言…

5人の新アイテムが出揃ったのを受けて、敵側の組織も改変。ブンビーが降格される場面での嫌みったらしいやり取りは、毎度のことながら胃が痛くなる思いが。 話の方はラブレターの件を通してのぞみとココの関係を捉えなおしつつ、ココとナッツの友情話も絡め…

L･A死す。ローゼンバーグに操られた挙句、エリスに会うこともなく逝くのが哀れでしたが、最後にエリスを求める自分自身の意思を確認する事が出来たのがせめてもの救い。考えてみると洗脳が解けた時点で、リカルドと戦う理由がなくなっていたような気がしなく…

オタクと一般人のズレを見せるネタが面白かったですよ。妹萌え発言でドン引きされたこなたたちが自虐するところとか、犬の紹介番組を見る泉家の面々の視点が全く違うところとか、ゆたかに漫画を読まれた田村さんが落ち込むところとか。友人たちからは完璧超…

政さんの過去に迫る話。実は記憶喪失で明乃の兄だったというのが、いかにもとってつけた感があるわけですが、中身はいつものハイテンションなギャグの連続で楽しむ事が出来ましたよ。 政が刀を手に取ろうとするところを妨害する永澄が明乃に投げ飛ばされると…

1クールアニメなのにここに来て新OP。女性キャラを前面に出してキャラ紹介を兼ねるという、作りとしては定番のものながら、ポップアートを思わせる色使いが印象的な仕上がり。手を伸びてくるカットが異彩を放っておりました。 文化祭に修学旅行と学校行事を…

ナギが、ハヤテと伊澄の仲を疑ったりしてラブコメ風味なエピソード。ハヤテに不幸を呼び込んでいるペンダントを伊澄が浄化することで、また別の災難が降りかかるというのがまた皮肉。 ナギがマリアに気持ちを打ち明けるところは、思い込みが激しすぎて、いく…

アンチスパイラルの攻撃で次々と倒れていくグレン団の仲間たちといったところ。敵の圧倒的な強さは分かるし、瞬間瞬間は盛り上がるんだけれども、なんというか退場した後が妙にアッサリしていてイマイチ印象に残らないというか。まあここまで来ていちいち落…

てるてる坊主が悪役になるアニメもこれくらいだろうなぁと思いつつ、目が血走ったいかにもな人相だったり特に理由もなくイヤガラセをしてきたりと、ストレートな悪人ぶりでしたよ。雨粒の妖精の子供が出す虹で倒す事が出来る、というしずくにやられるために…

契約者たちを消そうとする「組織」の計画やアンバーの目的がそれを防ぐことであることが明らかになって、物語の詰めが見えてくるエピソード。 冒頭のマオや救出に向かおうとする黒を止めようとする黄のセリフで、感情を持たずに合理的な判断で動くという契約…

母親とのちょっとした諍いから、ヤサコの過去をたどることに。記憶がよみがえるにつれ、ヤサコがイリーガルと深く関わっていたことやイマーゴという特殊な能力の持ち主であることが明らかになり、これまで傍観者的な立場だった彼女もまた、物語の中心にいる…

8回裏の攻防。再び逆転を許す西浦なんだけれども、桐青側は未だに三橋のストレートを打ちあぐねているわけで、投げ負けたというよりはむしろ、考えすぎた阿部が桐青に奇襲で付け入る隙を与えてしまったという感が。まあ、一度目は弾き飛ばされたホームでの交…

いんくが風邪をひいて寝込んでいる間に、魔法の国が大変なことになる話。いんくを看病するすみのリアクションが、パターンどおりのツンデレリアクションなんだけれども、それでも来るものがあってやっぱり基本は偉大だなぁと。子供の頃の回想は、成長した二…

アイドル同士の戦闘や爆発のエフェクト等、ボットアニメとしてなかなか迫力があり、基地が危機的状況みたいな感じが終わり際ギリギリまであったんですが、最後の最後でそれらを全部ひっくり返してしまうという。結局、インベルが敵側についていたのは、春香…

のぞみとみるくのケンカを通してのぞみの立ち位置を改めて捉えなおしてドリームがパワーアップする話。みるくによる、パルミエ王国の復活はのぞみ個人の夢ではないという指摘がなかなか鋭く、このアニメにおけるのぞみの存在理由すら脅かすものとなっていた…

クライマックスを控えて、燻司令の目的やら伝承者が戦う理由やら玲の正体やら、いろいろな設定が明らかになる話。 司令がNIDFを組織したのはハーディアンの襲来に備えたものだったんだけれども一瞬で壊滅。定められた後継者と伝承者の戦いでどちらが勝っても…

ブルーアイズによって魔女の一族の目的が明かされ、自分の力を恐れるエリスが姿を消してL･Aと接触、ローゼンバーグが満を持して二人の前に姿を現してと、物語の結末に向かっていろいろと急展開。ナディとブルーアイズの自由についてのやり取りや、エリスを引…