2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧
留奈と永澄の関係を捉えなおす話。下僕扱いしたり誘惑したりとあいかわらずなところに巻が絡んできて留奈が本心を明かし、永澄が彼女を肯定するという流れが巧くまとまっているなぁと思っていたら、そこに親父たちが現れて二人を結婚させるという強引ながら…
冒頭の電車のあるあるネタが長くて、あれだけ引っぱるのには感心するんだけれど、正直、とりとめのない会話を延々と続けられるとちょっと辛いものが。キャラの仕草や表情が丁寧につけられているのは分かるし、言ってる側からこなたが電車に乗っていてありが…
毎回、場面間にちょっと顔を見せるだけだった西沢さんに、ようやく出番らしい出番が。いきなりハヤテに告白するのには驚いたけれど、ふられても逆に手を出しちゃうあたり、これまで登場するたびに何かしら食べていたのと合わせて元気な女の子といった印象で…
影とハイライトが絶妙に配分されたいい水着回でしたよ。特にニアや三姉妹の下の二人の、影によって醸し出される微妙な凹凸感が素晴らしくかなり来るものがありました。 話的にはサービスを入れつつニアに対するヨーコの女同士ならではの複雑な感情を見せて、…
Aパート。父の日ということで、しずくが父親が見たいという花を探す話に。関係ないと言いながら手伝うつむりんや、例によって泥団子でちょっかいをかけてきたどろろんの三人で協力して花を手に入れるのは、珍しく普通にいい話でしたよ。しずくをはじめとする…
新しい星での生活が軌道に乗りつつある一方で忍び寄る不安、ということなんだろうけれど、話の進め方がえらく駆け足だなぁと。 旧世代と新世代の対立が、出産という出来事で解消されるのは分かるんだけれど、精神感応で全部説明しちゃうのは都合が良すぎてな…
ヤサコとフミエが、サッチーとハラケン、そして彼のおばさんについて調べるわけですが、フミエの妄想癖のせいで変な方向へ話が転がっていくという。何故かサッチーの生態観察を始めたり、花屋のおばさんを秘密の組織の一員扱いして勝手に盛り上がったりと脱…
ゲートに関する研究施設に潜入した主人公を通して、作品世界の説明や彼の過去に迫る話・・・になるのかな。最後に主人公が見たのが彼の妹だとすると。 錯乱した挙句に殺された女、組織の内通者のインド系の女性、主人公を陥れる上司、そして星を見る研究者と、…
記憶を捏造された人造人間の末路が切なく、このアニメにしては珍しくしんみりとさせるエピソードでしたよ。姫の兄のやっていることはあいかわらず杜撰で、作中で令裡のツッコミが入るくらいなんだけれど、彼の語る美学云々が、人造人間の記憶をわざわざ海と…
主人公が実は紙でしたという驚きの展開。真実を知ったことで彼が思い悩むのではなく、求めた結果としてそれがもたらされ、茉莉との絆が深まるという流れが興味深いところ。茉莉の存在よってすべてを受け入れたかに見える主人公なんだけれど、「いっしょに消…
主将を決めたり控えを作ったり三橋の家で誕生パーティをやったりと、チームが出来上がっていく様子と三橋の成長を見せる話。控えの投手を作ることを嫌がったり誕生日に部員を家に招いたりと三橋の微妙な積極性の表れが描かれ、主将に選ばれた花井以下他の部…
風邪をひいたすずのために主人公が雪山へ行って氷を取りに行って根性を見せるという話。吹雪の中を下山するのは、根性というよりは単なる無謀なような気もしましたが、まあ雪崩れに巻き込まれて雪団子になるみたいなマンガチックな展開を見せるアニメに突っ…
コアを巡ってのアイドル同士のバトルを見せながら、間に伏線を張ったり設定を見せたりして話を広げていく構成。真の不調や千早の改造手術が気になるところだけれど、これからの話で大きな火種になりそうなのは、誰が敵側に情報を流しているのかということな…
シリーズの締めとなるエピソードの前編で、これまで何度か触れられてきた、異質な存在である人間と精霊が分かり合えるかみたいなテーマの集大成的な展開。精霊を排斥しようとする組織や神曲を自動演奏する装置、そして自らの命を削って神曲を歌う精霊と、そ…
前回の流れから考えて、裏返った冬音がやらかしちゃったのかと思っていたら、最後に意外な犯人が分かるという捻った展開。一話で二回の全滅はやりすぎな気もしますが、ミスリードとその種明かしということで必要な描写なのかもしれず。 ヴァルダのお着替えイ…
声優に脚本を書いてもらおうシリーズの第一弾。今回は山本麻里安が書いたそうですが、主人公とヒロインの微妙な関係を軸に登場人物たちが学園祭を楽しむというそれなりにまとまった話となっていて、こんな当たり障りのない出来だった別に声優を使わなくても…
ネコミミやら変な仮面やらで今回も軽い話かと思っていたら、終盤にこのアニメらしからぬ意外な展開が。 ブルーアイズの所属する組織が登場して話に広がりが出てきた印象。その組織の実行部隊も出てくるわけですが、デザイン的に古めかしいというか手抜きとい…
話が進まない上に、登場人物の行動が間が抜けていてどうしたもんかと。コンラッドが、かつての盟友とはいえ十数年間連絡のなかった人物を仲間に引き入れようとしたり、その人物からの情報を鵜呑みにしたりと、長い間潜伏していたわりにはやる事がずさんで、…
永澄が巨大化して暴れるというくだらない話なんだけれど、くだらなすぎるのとネタの密度が高いのとで笑ってしまいましたよ。 冒頭の覗きが後半でサウナを覗いたと誤解されてドツかれ、人魚養命水を飲むことの前フリになっていたり、尾びれの通販ネタが最後の…
アニメ店長には噴きましたよ。無駄に熱いアクションを繰り広げて本編とは別世界となっていたのがおかしく、このパートだけで全部持っていっちゃった感が。 つかさが携帯を新調してストラップがタママになっていたりして、何話か前に放置されていたケロロのス…
様子がおかしいうららを心配する父親と祖父が登場するわけですが、やることといえばやっぱり後をつけて様子を探るという。後をつけたり家に忍び込んだりと干渉するのが好きなアニメだなぁと思いつつ、だからこその面白さのような気も。 プリキュアのことをバ…
ハヤテがナギの祖父に生きる意味を問いかけられる話。いきなりハヤテの人生を無意味と切って捨てるのが、傲慢な金持ちみたいな感じがするわけですが、そこに至るまでの会話から、ハヤテという人物を見定めた上で彼を成長させようとしている事が分かるように…
シモン復活の巻。地味に穴を掘ってるところにグレンがやって来て、そのまま吹っ切れちゃうのには、勢いだけな感じもして引っかかるところもありましたが、シモンが自分に出来ることに気付くということで、彼らしい復活だったように思いましたよ。彼のボロボ…
Aパート。人の本音をあらわにする力を持つ水晶さんが登場して、レギュラーたちの心の闇を暴いていくという話で、思ったことをそのまま口に出しているしずくさんの器の大きさがよく分かる話となっておりました。毒舌吐きまくりなうるおいちゃんは予想どおりな…
話が再びミュウの側に。12年に及ぶ逃亡の果てにジョミーが出した結論が、子供を作ろうというのは拍子抜け。人工授精で子供が作られる世界であることは作中で語られているわけだけれど、自然に子供を作る事がタブーみたいな話はこれまでなかったので、発想の…
街外れにメタバグを探しに行くということで、子供たちのちょっとした冒険といった趣き。街や学校の中でだけでなく舞台を山の中の廃バス置き場に持って来るのが変化があって楽しかったですよ。 弱みに付け込まれていいように使われる黒客クラブの面々が情けな…
二人が友人となるキッカケが今回の出来事の遠因となっていたということで、人生の選択や戻らない時間の重さを感じさせるやるせない話でしたよ。 血を使うウェイの能力は、その冷酷さもあってかなりエグイものとなっていましたが、黒との戦いで自分の力を鼻に…
いい感じにバカアニメになってきましたよ。寂しそうだからパンダを動物園から連れて来るという導入から既に何ともいえない味わいがあるわけですが、さらに犬を本気で訓練しようとしたりして、見せ場がないので無理矢理入れた感がアリアリで明らかにキャラが…
阿部と榛名の過去話。阿部の視点から語られる榛名は自己中心的で投手としての責任をまっとうしない、まさに「最低な投手」として描かれるわけですが、一方で中学時代からの付き合いらしい眼鏡の捕手の視点からは、阿部との出会いがあったからこそ今の彼があ…
雨の一日を通して、すずのキャラクターを掘り下げ主人公との距離を縮めつつ、彼女が友人たちから慕われていることを描くといったところでしんみりとさせるいい話でしたよ。 レギュラーの登場人物たちの動きを全然関係のなさそうな小ネタで見せながら、みんな…